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ホーソーン、カリフォルニア ('01)
Hawthorne, CA


     日本盤         輸入盤      MP3ダウンロード 
  TOCP-65729〜30               


このアルバムはほぼ全曲が未発表音源/バージョンのマニア向けの内容になっています。

【Disc 1】
1-1. Mike Love Introduces Surfin'  0:48 ステレオ
波の音の中に「Can't Wait Too Long」のコーラスが現れ、ライブのオープニングのMCがビーチ・ボーイズを紹介し、アルバムが始まる。
「Surfin'」を紹介するマイクの語りは1969年のラジオ特番のために録音されたもの(69年5月26日)。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク1に、次の曲と一緒に編集されたものが収録されている。
1-2. 3701 West 119th Street, Hawthorne, California: The Surfin' Rehearsal 2:38 モノラル
61年秋。「Surfin'」のリハーサル音源。61年9月15日にハイト・モーガン宅でレコーディング( 『モーガン・テープス』 を参照)する以前のものと思われ、テンポもゆっくり。
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 ディスク1に収録の「Surfin' [rehearsal]」や、モーガン・テープスの 『Becoming The Beach Boys』 ディスク1に収録の「Surfin'」のデモとは別物。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク1に、前の曲と一緒に編集されたものが収録されている。
1-3. Happy Birthday Four Freshmen  0:54 ステレオ
60年頃。『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 のディスク1にシークレット・トラックとして収められているものと同じ音源だが、『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 の方には冒頭に少し話し声が付いている。
1-4. Mike on Brian's Harmonies  0:44 モノラル 
ブライアンのハーモニーを生み出す才能についてマイクが語る(98年3月20日)。
1-5. Their Hearts Were Full Of Spring [live rehearsal]  2:29 モノラル 
67年8月25日。 ハワイでのライブのリハーサル。CD 『スマイリー・スマイル/ワイルド・ハニー』 のボーナス・トラックに収められているものと同じ(現行の日本盤CDでは 『ワイルド・ハニー』 単品に収録)。 
このライブについてはライブのページで。
1-6. Surfin' U.S.A. [demo]  2:02 モノラル 
62年末。『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 のディスク1にピアノ伴奏のみのデモが収録されているが、こちらは別テイクで、ドラムなども入る。
1-7. Surfin' U.S.A. [backing track]  2:33 モノラル 
63年1月31日。カラオケ。
1-8. Carl Wilson Radio Promo  0:15 モノラル 
65年( 『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』 によれば66年3月24日)。ブライアンとカールの会話によるコンサート告知。
1-9. Shut Down [live]  1:54 ステレオ
65年3月26日。シカゴでのライブ。ライブ・アルバムのリリースを念頭に録音が行われた。 
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク5に同じ日のライブから「Runaway」が収録されている。
その後、この日のライブは2015年に 『Live In Chicago 1965』 として全演奏曲が公式にダウンロード販売された。
1-10. Little Deuce Coupe [demo]  1:50 モノラル 
63年。デモ。完成バージョンとは少しメロディが違う。
1-11. Murry Wilson Directs A Radio Promo  0:23 モノラル 
65年。マレー・ザ・Kのラジオ番組用のジングルの録音風景。
この「♪You're listening to Murray The K〜」というジングルは。『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 のディスク1の34曲目「Radio Station Jingles」でも聴ける。
1-12. Fun, Fun, Fun [backing track]  2:25 モノラル 
64年1月1日。カラオケ。
1-13. Brian's Message To "Rog" - take 22  0:29 モノラル 
64年10月26日。『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 のディスク5の4曲目「Radio Spot #2」の失敗テイク。
1-14. Dance Dance Dance [stereo remix]  2:05 ステレオ
ベーシック・トラックは64年10月9日録音。初登場のステレオ・ミックス。 
この後、2003年の 『サウンズ・オブ・サマー』 と2008年の 『U.S.シングル・コレクション』 にも微妙に違うステレオ・ミックスが収録される。
2012年リマスター盤の 『トゥデイ<モノ&ステレオ>』 に収録されているのは2008年版。
1-15. Kiss Me Baby [a capella mix]  2:47 ステレオ
65年1月15日(CDのブックレットでは64年になっているが間違い)。ボーカル・トラックのみのアカペラ版。
1-16. Good To My Baby [backing track]  2:31 ステレオ
65年1月13日。カラオケだが、この曲のステレオ・ミックスは初登場。 
歌入りのステレオ・ミックスはベスト盤 『サマー・ラヴ・ソングス』 で初めて登場した。
1-17. Chuck Britz on Brian in the studio  0:20 モノラル 
エンジニアのチャック・ブリッツがスタジオでのブライアンを語る(99年10月)。
1-18. Salt Lake City [session highlights]  1:50 ステレオ
65年3月30日。録音風景。
1-19. Salt Lake City [stereo remix]  2:06 ステレオ
65年3月30日にバッキング・トラック、5月にボーカル録音。初登場のステレオ・ミックス。 
CDのブックレットでは65年3月10日と記載されているが間違いでしょう。
イントロがモノラルより少し長いが、2012年リマスター盤の 『サマー・デイズ<モノ&ステレオ>』 にはモノラルと同じ長さにしたステレオ・ミックスが収録されている。
1-20. Wish That He Could Stay [session excerpt](B.Wilson-M.Love)  1:12 ステレオ
65年5月24日。録音風景。違うタイトルで呼ばれているが、次の曲と同じ曲。
1-21. And Your Dream Comes True [stereo remix]  1:05 ステレオ
65年5月24日。初登場のステレオ・ミックス。
2012年リマスター盤の 『サマー・デイズ<モノ&ステレオ>』 にも収録。
1-22. Carol K Session Highlights  2:13 ステレオ
65年10月13日。次の「The Little Girl I Once Knew」の録音風景。
1-23. The Little Girl I Once Knew [alternate version]  2:31 ステレオ
65年10月13日。未発表のオリジナル・ミックス。途中でアカペラになる部分が設けられている。
1-24. Alan and Dennis Introduce Barbara Ann  0:29 モノラル 
アルとデニスが「Barbara Ann」を紹介する。
1曲目と同様、1969年のラジオ特番のために録音されたもの(69年5月26日)。
1-25. Barbara Ann [session excerpt - with Dean Torrence]  2:52 ステレオ
65年9月23日。録音風景。
2015年発売のアルバム 『パーティ』 拡大版には、「パーティ・ノイズ」のないアルバム全編や、セッション音源が収録されており、同じものが聴ける。
1-26. Barbara Ann [master take without party overdubs]  3:06 ステレオ
65年9月23日。アルバム 『パーティ』 収録のものには後からパーティの効果音が付けられているが、これはそれらの音のないマスター・テイク。
1-27. Mike on The Everly Brothers  0:21 モノラル 
エヴァリー・ブラザーズついてマイクが語る(98年3月20日)。
1-28. Devoted To You [master take without party overdubs]  2:18 ステレオ
65年9月15日。26曲目と同様、パーティの効果音のないマスター・テイク。
1-29. Dennis Thanks Everybody/In The Back Of My Mind 2:25(シークレット・トラックを除くと約0:48) ステレオ
デニスの語りは1曲目と同様、1969年のラジオ特番のために録音されたもの(69年5月26日)。 
「In The Back Of My Mind」は65年1月13日録音。カラオケの上ほんの一部しか聴けないが、ステレオ・ミックスは初登場。
このあとにシークレット・トラック: ライブ「KFWBジングル」(約47秒)
カリフォルニアのハリウッド・ボウルでのコンサートで地元のラジオ局のジングルを歌ったもの。63年11月1日。
最初は米ライノから1996年に出たサーフ・ミュージックの4枚組コンピレーション・ボックス 『Cowabunga』(日本盤CD 『COWABUNGA!〜ザ・サーフ・ボックス』)に収録されていた。 
このトラックのあと、休憩を告げるマイクの一言が付け加えられている(1966年10月22日のミシガン州立大学でのライブのMCから)。


【Disc 2】
2-1. Can't Wait Too Long [a capella mix]  0:49 ステレオ
68年。「Can't Wait Too Long」のコーラスの一部分をアカペラで収録。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク3にも収録。
2-2. Dennis Introduces Carl  0:42 モノラル
カールを紹介するデニス。ディスク1の1曲目と同様、1969年のラジオ特番のために録音されたもの(69年5月26日)。
2-3. Good Vibrations [stereo track sections]  3:13 ステレオ
66年の数度のセッションから。この曲のセッション音源は 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』、『スマイリー・スマイル』 のボーナス・トラック、『ペット・サウンズ・セッションズ』、『スマイル デラックス・エディション』 などにも収録されており、それらは基本的には似たような構成になっているが、こちらはいろいろなバッキング・トラックを短くつないでいる。
詳しくは 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 のページで。
2-4. Good Vibrations [concert rehearsal]  4:08 ステレオ
67年8月25日。 ハワイでのライブのリハーサル。ディスク1の「Their Hearts Were Full Of Spring」と同じ時の演奏。
この時のライブ音源についてはライブのページで。
2-5. Heroes And Villains [stereo single version]  3:38 ステレオ
66〜67年。初登場のステレオ・ミックス。
2012年に新たなステレオ・ミックスが発表されている。
2-6. Vegetable Promo [instrumental section]  0:55 ステレオ
以下の音源を組み合わせてこの盤のために作ったトラック。 
ブライアンとセッション・ドラマーのハル・ブレインの会話(66年11月16日) / 歌(66年11月4日) / 「Vegetables」のバッキング・トラック(67年4月12日)
2-7. Vegetables [stereo extended mix]  2:59 ステレオ
インサート(アカペラ):67年3月3日、コーダ:67年4月、メイン・ヴァース:67年6月。 
オリジナル・マルチトラック・テープを使って新しく作ったステレオ・ロング・バージョン。
2-8. You're With Me Tonight (B.Wilson)  0:48 ステレオ
67年6月。『スマイリー・スマイル』 に収録の「With Me Tonight」の未発表セクション。アップ・テンポで演奏されている。
『スマイル・コレクターズ・エディション』 ディスク4に収録の「You're With Me Tonight」はこの音源とは異なる未発表セクション。
2-9. Lonely Days (unknown)  0:51 ステレオ
67年10月28日。『ワイルド・ハニー』 セッションで録られた未発表曲。一部分のみ収録。
2-10. Bruce on Wild Honey  0:13 モノラル
アルバム 『ワイルド・ハニー』 について語るブルース(98年3月26日)。
2-11. Let The Wind Blow [stereo remix]  2:33 ステレオ
67年11月。初登場のステレオ・ミックス。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク3にも収録。
2-12. I Went To Sleep [a capella mix]  1:33 ステレオ
68年6月。ボーカル・トラックのみのアカペラ版。間奏部分のイビキの音もよく聴こえる。
2-13. Time To Get Alone [alternate version](B.Wilson-Terry Sachen)  3:37 ステレオ
ベーシック・トラック:67年10月14、15日、リード・ボーカル:67年11月、バッキング・ボーカル:68年10月。 
アルバム 『20/20』 収録曲の別テイク。
2-14. Alan and Brian talk about Dennis  0:18 モノラル
デニスについて語るアル(98年3月18日)とブライアン(98年5月1日)。
2-15. A Time To Live In Dreams (D.Wilson-Stephen Kalinich)  1:49 ステレオ
68年11月1日。本盤で初めて発表されたデニスの曲。
2-16. Be With Me [backing track]  3:15 ステレオ
68年11月2日(CDのブックレットでは10月2日になっているが間違い)。カラオケ。
2-17. Dennis Introduces Cotton Fields  0:09 モノラル
「Cotton Fields」について語るデニス(80年後半)。
2-18. Cotton Fields(The Cotton Song) [stereo single version]  3:13 ステレオ
ベーシック・トラックは69年8月15日録音。シングル・バージョンの初登場ステレオ・ミックス。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク3にも収録。
オリジナルのモノラル・シングル・バージョンは 『ザ・ビーチ・ボーイズ・ボックス』 『レアリティーズ』 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 などに収録されている(ただし 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 はイントロの音が少し欠けている)。
2-19. Alan and Carl on Break Away  0:20 モノラル
「Break Away」を紹介するアルとカール。
ディスク1の1曲目と同様、1969年のラジオ特番のために録音されたもの(69年5月26日)
2-20. Break Away [alternate version]  3:10 ステレオ
トラック:69年3月31日、ボーカル:69年4月。別ミックス。
歌い出しのボーカルがカールではなくブライアンで、エンディングのコーラスが増えている。また、フェイド・アウトがほんの少し遅い。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク3にも収録。
2-21. Add Some Music To Your Day [a capella mix]  3:27 ステレオ
69年後半。ボーカル・トラックのみのアカペラ版。
2-22. Dennis Wilson  0:26 モノラル
演奏することについて語るデニス(80年後半)。
このインタビューはドキュメンタリー 『アン・アメリカン・バンド』 で映像でも見られる。
2-23. Forever [a capella mix]  2:50 ステレオ
69年後半。ボーカル・トラックのみのアカペラ版。歌い終わるところまで聴ける。
2-24. Sail On, Sailor [backing track]  3:14 ステレオ
72年11月28日。カラオケ。エンディングでボーカル(11月30日録音)が入り、アカペラになってフェイド・アウトする。
2-25. Old Man River [vocal section]  1:18 ステレオ
68年6月。ミュージカル 『ショー・ボート』 挿入曲のカバー。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク3にも収録。
別テイクがCD 『フレンズ / 20/20』 のボーナス・トラックに収録されている(日本盤CDでは 『フレンズ』 旧単品CDに収録)。
2-26. Carl Wilson  0:37 モノラル
音楽について語るカール(96年6月11日)。
2-27. The Lord's Prayer [stereo remix] (B.Wilson)  2:31 ステレオ
63年夏( 『ザ・ビーチ・ボーイズ・ダイアリー』 によれば63年11月)。シングル「Littke Saint Nick」のB面曲の新ステレオ・ミックス。オリジナルはモノラルだったが、1991年に 『クリスマス・アルバム』 がCD化された際にステレオ・バージョンが初登場した。 
各ボーカルの位置を多少変更しているようだが、以前のステレオ・ミックスとそれほど違う印象はない。
2-28. Carl Wilson - Coda  2:28(シークレット・トラックを除くと約1:35) ステレオ
カールによる締めの言葉(96年6月11日)。 
「Good Vibrations」の「アーッ」というコーラスのあと、波の音、「Surfin'」の演奏、メンバーの会話などが混ざりながらフェイド・アウトしてアルバムが終わる。
6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 ディスク6に、新たに編集されたものが収録されている。
このあとにシークレット・トラック: 「Heroes And Villains」のバッキング・ボーカルの一部(アカペラ)(約23秒)



2001年に出た2枚組のレア・トラック集。デビューから1973年のアルバム 『オランダ』 までの音源から選ばれている。 

ただ未発表音源を並べただけではなく、「音によるドキュメンタリー作品」的なコンセプトでまとめられていて、オープニングとエンディングがあったり、合間合間にメンバーの語りが挿入されていたりする。 

そういう編集をじゃまだと感じる人もいると思うが、このアルバムに関して言えば、個人的にはとてもよくできていると思う。

選曲のポイントは「ビーチ・ボーイズの音楽の制作方法をより深く知ること」で、未発表曲やライブよりも既発曲のカラオケやミックス違いが中心になっている。
そのため、これまでに聴いていた曲の新たな魅力を発見できたり、より深く聴き込むための材料として使えるようになっている。 

付属のブックレットに各曲の解説が詳しく掲載されていて、その辺もしっかり作られている。日本盤はちゃんとすべての対訳が付いているのだが、各曲のタイトルの翻訳がおかしいところがあるのが気になる。まぁ細かいことですが。

 たとえば、「Mike on Braian's Harmonies:ブライアンのハーモニーに声をのせるマイク」は「ブライアンのハーモニーについて語るマイク」だし、「Chuck Britz on Brian in the studio:スタジオでチャック・ブリッツを語るブライアン」は「スタジオでのブライアンについて語るチャック・ブリッツ」だし(逆だ)。


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