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 ビーチ・ボーイズ 
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 ソロ作品 
 ブライアン1  ブライアン2  ブライアン3  ブライアン参加1  ブライアン参加2  ブライアン参加3 
 ブライアン映像  デニス  カール  マイク  アル  ブルース  

 新商品情報 

 更新履歴 

レア・トラック 2
オムニバス盤などに収録、もしくは未CD化


モーガン・テープス ('61-'62)  → 曲目詳細へ

『Becoming The Beach Boys - The Complete Hite & Dorinda Morgan Sessions』 ほかに収録

1961/9月 at Hite Morgan's home, LA, CA
Surfin' / Luau / Lavender
1961/10 or 11月 at World Pacific Studio, LA, CA or Stereo Masters,Hollywood, CA
Surfin' / Luau / Lavender
1962/2/8 at World Pacific Studio, LA, CA
Surfin' Safari / Surfer Girl / Judy / Beach Boys Stomp(a.k.a. Karate)
1962/3/8 at Stereo Masters,Hollywood, CA
Barbie / What Is A Young Girl Made Of


デビュー前にハイト・モーガン(ウィルソン兄弟の父マリー・ウィルソンの友人で、スタジオを持っていた)のスタジオで録音された音源。

まず1961年9月にモーガンの自宅で演奏を見るためのリハーサルが行われ、本番のレコーディングは同年10月もしくは11月と翌年の2月8日に行われ、このレコーディングから「Surfin' / Luau」のシングルが出た。グループ名は「ザ・ペンドルトーンズ」だったが、勝手に「ビーチ・ボーイズ」に変えられてしまった。
このシングル・バージョンの「Surfin'」はキャピトルからのファースト・アルバム 『サーフィン・サファリ』 にも収録された(このアルバムに収録の「Surfin' Safai」は再録音されたもの)。

1962年3月8日にはケニー&ザ・カデッツの「Barbie / What Is A Young Girl Made Of」のシングルとなる2曲の歌入れが行われたが、これにはブライアン、カール、ウィルソン兄弟の母オードリー、アルが参加していた。

「Luau」「Barbie」「What Is A Young Girl Made Of」はハイト・モーガンの息子ブルースの作曲で、「Lavender」はハイトの妻ドリンダの作曲。

この音源は昔から何度もレコード・CD化されてきたが、2016年に未発表音源を加えた「完全版」として2枚組でCD化された。

アマゾン 輸入盤  MP3


「Shut Down」 ('63)
オムニバス 『Shut Down』 に収録


ビーチ・ボーイズの『シャット・ダウン Vol.2』 の前に出たオムニバス盤。
ビーチ・ボーイズは「Shut Down」と「409」のモノラルが収録されているが、「Shut Down」には冒頭に車のエンジン音が加えられている。
ただそれだけですが。

このオムニバス盤は1997年と2012年に日本のみでCD化されている。 
→アマゾン 97年日本盤  12年日本盤


「Karen」 ('64)
オムニバス 『Television's Greatest Hits, Vol.4』 に収録


1964年のテレビ・ドラマのテーマ曲。45秒の短い曲だがビーチ・ボーイズらしさの良く出た曲。イントロがディック・デイル風。

作詞作曲はボブ・モズナーとジャック・マーシャルによるもの。

日本で出たCD 『レア・ワークス・オブ・ブライアン・ウィルソン』 にシークレット・トラックとして収録されていたが、そちらはフィルムからのコピーだったのか、イントロとエンディングがカットされている上、音質が悪かった。

アマゾン 輸入盤


「I Get Around」 エド・サリヴァン・ショー ('64/9/27)


2020年10月21日に米TV 『エド・サリヴァン・ショー』 の公式 YouTube チャンネルに1964年9月27日放送の「I Get Around」の映像がアップされたのに合わせて音声のみのデジタル・ダウンロード販売も開始された。
YouTube

ライブ演奏。

アマゾン MP3 

この映像自体はビデオ時代から何度もソフト化されている。


「Wendy」 エド・サリヴァン・ショー ('64/9/27)


2020年9月21日に米TV 『エド・サリヴァン・ショー』 の公式 YouTube チャンネルに1964年9月27日放送の「Wendy」の映像がアップされたのに合わせて音声のみのデジタル・ダウンロード販売も開始された。
YouTube

ライブ演奏。

アマゾン MP3 

この映像自体はビデオ時代から何度もソフト化されている。


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「Good Vibrations」 ロング・バージョン ('66/'95)
DCCのゴールドCD 『Endless Summer』 に収録


1995年にDCCが出した 『終りなき夏』 のゴールドCDに収録されている「Good Vibrations」は通常のものより7秒ほど長い。

エンディングのインスト部分が長いだけだけど。

アマゾン 輸入盤 


「Good Vibrations」 エド・サリヴァン・ショー ('68/10/13)


2020年6月12日に米TV 『エド・サリヴァン・ショー』 の公式 YouTube チャンネルに1968年10月13日放送の「Good Vibrations」の映像がアップされたのに合わせて音声のみのデジタル・ダウンロード販売も開始された。
YouTube

カラオケで歌のみライブ(オケはこのために録音されたもの)。

アマゾン MP3 

この映像自体はビデオ時代から何度もソフト化されている。


「Do It Again」 エド・サリヴァン・ショー ('68/10/13)


2020年9月13日に米TV 『エド・サリヴァン・ショー』 の公式 YouTube チャンネルに1968年10月13日放送の「Do It Again」の映像がアップされたのに合わせて音声のみのデジタル・ダウンロード販売も開始された。
YouTube

カラオケで歌のみライブ(オケはこのために録音されたもの)。

アマゾン MP3 

この映像自体はビデオ時代から何度もソフト化されている。


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「Susie Cincinnati」 シングル・バージョン ('70)
シングル「Add Some Music To Your Day」のB面に収録


後に1976年のアルバム 『15ビッグ・ワンズ』 に収録される曲のシングル・バージョン。
アルバムではステレオだが、こちらはモノラル・ミックスで、曲中で聴こえる車の排気音の位置が違う(シングルはイントロで鳴る)。また、フェイド・アウトのエンディングが少し長い(「Susie Cincinnati」2回分)。

1974年のシングル「Child Of Winter」(現在はCD 『クリスマス・アルバム[完全版]』 で聴ける
)のB面にも収録された。

2000年に出たベスト盤 『グレイテスト・ヒッツ3(ベスト・オブ・ブラザー・イヤーズ)』 にこの曲が収録されており、日本語解説では「シングル・バージョン」と記載されているが、ステレオだし、アルバム・バージョン(CD 『15ビッグ・ワンズ』 で聴けるもの)と同じにしか聴こえない(英文の解説には特にバージョン違いという記載はない)。


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「Cuddle Up」 別ミックス ('72)
シングル「You Need A Mess Of Help To Stand Alone」のB面に収録


アルバム 『ソー・タフ』 のラスト・ナンバー。

書籍 『ザ・ビーチ・ボーイズ・コンプリート』 によれば、上記シングルに収録のものはアルバム収録のものよりリード・ボーカルがオンにミックスされており、CDで聴けるこの曲はアナログ盤よりカールのボーカルがオンになっているとのこと。


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「We Got Love」 ('73)
『Holland』 収録予定曲


1973年のアルバム 『オランダ』 に収録予定だった曲(A面の最後)。ワーナーにヒット性のある曲を入れるように要請され、「Sail On, Sailor」がA面1曲目に入り、この曲はカットされた。

ドイツでは初期プレスの数百枚が差し替え前の内容でプレスされ、市場に出回った。

1973年のライブ盤 『イン・コンサート』 でライブ・バージョンとして聴ける。

2015年9月11日に配信開始の 『オランダ』 のハイレゾ版に収録され、正式に商品化された。
1973年当時にミスで出回ったものよりエンディングが1分近く長くなっている。
2015年の iTunes 配信版と2016年のSACD/アナログLP再発にも収録。


「Honkin' Down The Highway」 ('77/'90)
『Love You』(Epic CD)に収録


1977年のアルバム 『ラヴ・ユー』 に収録されている曲。

現在キャピトル(日本ではユニバーサルミュージックジャパン)から発売中のCDが出る前、1990年に出た初CD化盤(米盤:Caribou/Epic ZK 46956、日本盤:ソニー SRCS 6095)はイントロがカットされ、いきなり歌から始まる。ただしバージョン違いというより、ただのミスだったらしい。

アマゾン 日本盤  輸入盤 

2000年のリマスター再発盤では正しい状態で収録されている。


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「Come Go With Me」「Peggy Sue」「Winds Of Change」 別ミックス ('78/'91)
『M.I.U. Album』(Epic CD)に収録


1978年のアルバム 『M.I.U. アルバム』 に収録されている曲。

現在キャピトル(日本ではユニバーサルミュージックジャパン)から発売中のCDが出る前、1991年に出た初CD化盤(米盤:Caribou/Epic ZK 46957、日本盤:ソニー SRCS 6096)は3曲がバージョン違いだった。

Come Go With Me … イントロからピアノなどが入り、全体にピアノが大きくフィーチャーされている

Peggy Sue … コーラスがほとんど聴こえないぐらい小さくミックスされている
Winds Of Change … イントロにコーラスが入り、エンディングのドラムがない


この時CD化されたベスト盤 『テン・イヤーズ・オブ・ハーモニー』 に収録された「Come Go With Me」もこのバージョンだった。

また、「Wontcha Come Out Tonight」と「My Diane」のエンディングのフェイド・アウトが10秒ほど長く聴ける。

アマゾン 日本盤  輸入盤 

すべて2000年のリマスター再発盤ではオリジナル・アナログ盤と同じミックス・長さに戻っている。


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「Hey Little Tomboy」 ロング・バージョン ('78)
シングル「Peggy Sue」のB面に収録


シングル「Peggy Sue」のB面に収録されたこの曲は、アルバム 『M.I.U.アルバム』 に収録されているものより14秒長い。

エンディングのインスト部分が長いだけだけど。

このシングルは国によってアルバム・バージョン(2分24秒)とロング・バージョン(2分38秒)が収録されているので要注意(米盤はロング・バージョン、日本盤はアルバム・バージョン)。


「Here Comes The Night」 12インチ・シングル・バージョンとインスト・バージョン ('79)
12インチ・シングル「Here Comes The Night」に収録


1979年にディスコ調にリメイクされたこの曲は、アルバム 『L.A.』 に約10分50秒のロング・バージョンで収録されているが、当時出た12インチ・シングルに収録のものはイントロが長いなど微妙に違う(約10分40秒)。
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』 のディスク6に収録されているのはアルバム・バージョンと同じだが、少しピッチが早いので10分43秒になっている。
2000年のベスト盤 『グレイテスト・ヒッツ3(ベスト・オブ・ブラザー・イヤーズ)』 には4分31秒の7インチ・シングル・バージョンで収録されている。

B面には演奏と一部のコーラスのみのバージョンが収められているが、上記の3バージョンとはまた少し構成が違う(約9分5秒)。

アマゾン 輸入盤12インチ


「Sumahama」 ショート・エディット ('79)
この曲のシングルほかに収録


アルバム 『L.A.』 収録版は4分28秒だが、シングルでは4分くらいでフェイド・アウトする(単にフェイド・アウトが早いだけだけど)。

CDでは日本制作のベスト盤 『カリフォルニアの夢 〜ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ』(1996年)と 『ザ・グレイテスト』(1998年)収録のものがこの長さになっており、1980年の日本盤アナログ・シングルもこの長さだが、米盤シングルはもうちょっと早く音が消える模様。
米盤シングル再生動画(YouTube)。

この曲にはショート・エディット・バージョンの終りに波の音を付けただけの別バージョンがあるが、日本のCBSソニーのサンプル盤 『トロピカル・サウンズ』(YAPC 133)に収録されていたもののようで、たぶんその盤に収録するために日本側で波の音を加えただけではないかと思われる。


「It's A Beautiful Day」 ロング・バージョン ('79)
サントラ 『Americathon』 に収録


ビーチ・ボーイズのCDでは、ベスト盤 『テン・イヤーズ・オブ・ハーモニー』 にエディット・バージョンで収録されている曲。

映画 『Americathon』 のサントラに収録された元のバージョンは、シングル・バージョンでフェイド・アウトする前の部分の歌詞が違い、以降は1分20秒近くインスト(コーラス付)が続く。
このバージョンは未CD化。

アマゾン 輸入盤LP


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「Living With A Heartache」 ショート・エディット ('80)
この曲のシングルに収録


アルバム 『キーピン・ザ・サマー・アライヴ』 からのシングル・カット。

アルバム収録版は4分5秒だが、 米盤シングルは3分5秒(編集で短くしただけ)。


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「California Dreamin'」 最初のカバー ('83)
マイク・ラヴ&ディーン・トレンス 『Rock'n'Roll City』 に収録


ママス&パパスのカバーで、マイクとディーン・トレンスが出した 『Rock'n'Roll City』 というアルバムのカセット版に収録されていた(このアルバムについてはマイクのページで)。

1986年のベスト盤 『MADE IN U.S.A.』 と2000年のベスト盤 『グレイテスト・ヒッツ3』 に収録されたものは再録音版で、さらにその別バージョン(曲が始まる前に風と雨の効果音が入る)は2007年のベスト盤 『ウォームス・オブ・ザ・サン』 に入っている。


「Chasin' The Sky」 ('84)
サントラ 『Up The Creek』 に収録


1984年の映画 『アップ・ザ・クリーク』(日本ではビデオ公開、DVDタイトルは 『史上最悪のボートレース ウハウハザブーン』)の挿入歌でサントラに収録された曲。

ランディ・ビショップの作曲。

アマゾン 輸入盤LP


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「Rock & Roll To The Rescue」 リミックス・バージョン ('86)
この曲の12インチ・シングルに収録


1986年のベスト盤 『MADE IN U.S.A.』 で発表されたこの曲の12インチ・シングルには、3つのリミックス・バージョンが収録されていた。

Beach Party Mix … 6分30秒のロング・バージョン
Parcadella Mix … ほぼボーカルとパーカッションのみ
Instrumental … 演奏のみ

すべてのバージョンが収録されているのはアメリカ盤のみ。

「Beach Party Mix」は1989年に出た「Still Cruisin'」の4曲入りCDシングル(下の商品)にも収録されている。


「Lady Liberty」 ('86)
シングル「California Dremin'」のB面ほかに収録


アルバム 『L.A.』 に収録されていた「Lady Lynda」の替え歌。演奏は同じテイク。中間部はカールが歌っている。

1986年のベスト盤 『MADE IN U.S.A.』 に収録された新曲「California Dreamin'」がシングル・カットされた際にB面に入れられた。

1989年に出た「Still Cruisin'」の4曲入りCDシングルにも収録されている。
収録曲 : 1. Still Cruisin' / 2. Kokomo / 3. Rock 'n' Roll To The Rescue (Beach Party Mix - Extended Dance Version) / 4. Lady Liberty

アマゾン 輸入盤CD


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「Living Doll」 ('87)
バービー人形のオマケ・ソノシートに収録


バービー人形の「カリフォルニア・ドリーム(カリフォルニアとしか記載されていないタイプもある)」という水着バージョンのオマケで付いたソノシートにビーチ・ボーイズ名義で収録されていた曲。

実際はブライアンのソロ作品で、作詞作曲のクレジットはブライアンと心理学者ユージン・ランディとその身内であるアレクサンドラ・モーガンの3人。


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「Kokomo」 スペイン語バージョン ('89)
シングル「California Dreamin'」に収録


1986年の「California Dreamin'」が1989年に再度シングルで出た際のカップリングとして発表。

演奏はアルバム 『スティル・クルージン』 で聴ける英語バージョンと同じものを使用しているが、こちらにはブライアンが参加していて、「アルーバ、ジャメイカ…」のコーラスで声を張り上げて歌っている。

アナログ7インチ・シングルではB面に収録され、3曲入り3インチCDシングルでは3曲目に収録(2曲目はファット・ボーイズと共演した「Wipe Out」)。


「Make It Big」 別ミックス ('89)
映画 『ガールスカウト・ビバリーヒルズ(Troop Beverly Hills)』 に使用


アルバム 『スティル・クルージン』 収録のナンバーの別ミックスで、イントロ、一部のボーカル、間奏の処理など大きく異なる。

映画 『ガールスカウト・ビバリーヒルズ』 の主題歌として使用され、オープニング・タイトルで聴けるが、音盤化はされていない。

日本未DVD化。

アマゾン 07年輸入盤DVD  15年輸入盤ブルーレイ  19年輸入盤ブルーレイ  日本版VHS


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「Somewhere Near Japan」 別ミックス ('89)
この曲のプロモCDシングルに収録


アルバム 『スティル・クルージン』 収録のナンバーの別ミックスで、ドラムから始まり、アルバムのものよりビートが効いた感じの仕上がり。

プロモCDシングルは2曲入りで、「Somewhere Near Japan」の「Edit(これが別ミックス)」と「LP Version」を収録。


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「Problem Child」 ('90)
この曲のカセット・シングルに収録


映画 『プロブレム・チャイルド』 のテーマ曲で、一般にはカセット・シングルで発表された。
カセット・シングルには通常バージョン(子供のコーラス入り)と「Instrumental」(演奏のみ)を収録。

CDはプロモ盤しか存在せず、通常バージョンのみを収録したもの(ジャケットは左の下の方)と、子供のコーラスをカットした「Radio Edit」という別ミックスのみを収録したもの(ジャケットなしでディスクのみ)がある。


「Crocodile Rock」 ('91)
V.A. 『Two Rooms』(日本盤 『トゥー・ルームス』)に収録


エルトン・ジョン&バーニー・トーピンの作品のカバー集。

ビーチ・ボーイズは「Crocodile Rock」をカバー。シングル・カットされ、ビデオ・クリップも作られた。

ビーチ・ボーイズ名義のCDには収録されていない。

アマゾン 91年日本盤  98年日本盤  輸入盤


サマー・イン・パラダイス ('93) 英国盤の5曲
Summer In Paradise(UK Version)


英国盤は米国盤より遅れて発売になったが、その際5曲でリミックスや再録音が行われた。

Island Fever 3:13
 歌いだしのAメロ以外の部分を全く別のメロディ・歌詞に変えて再録。
Strange Things Happen 3:19
 エンディングがだらだらと続く印象だった米バージョンより1分以上短く編集された。
Remember “Walking In The Sand” 3:08
 リミックスはされていないが、英国盤はフェイド・アウトが早く、曲時間が20秒ほど短い。
Under The Boardwalk 3:31
 中間部で「Under The Boadwalk」に呼応するコーラスが加わり、曲時間も20秒ほど短い。
Summer In Paradise 3:30
 元バーズのロジャー・マッギンがギターとボーカルで参加、コーラスも厚くなり、マイクのソロのようだった米バージョンよりにぎやかな印象になった。
Forever 3:01
 プロモ・シングルで発表された2つのリミックス・バージョンのうち、エレキ・ギターをカットした「AC Mix(アダルト・コンテンポラリー市場向けミックス)
」に差し替えられた。
 もう一つのリミックス・バージョンは「CHR Mix(コンテンポラリー・ヒット・ラジオ用のミックス)」。

全体にマイク以外のメンバーの存在が強調された改変になっている感じ。

アマゾンの商品ページ(UPCコード077778103622)の裏ジャケに記載されている曲時間は米国盤と同じになっているが、実際の収録時間は上記の通り。


「Don't Fight The Sea」 ('10)
アル・ジャーディン 『A Postcards From California』(日本盤 『ポストカード・フロム・カリフォルニア』)に収録


アルとテリー・ジャックスの共作曲で、1970年代半ばからビーチ・ボーイズが断続的に録音していたが未発表だったもの。2008年にブライアンとマイクが新たにボーカルを追加録音し、最終的に完成したテイクにはアル、ブライアン、カール、マイク、ブルースが参加。

2010年発売のアルのソロ・アルバム 『A Postcards From California』 に収録された。

アルのソロ名義での発表となったが、上記の経緯からもビーチ・ボーイズの新曲と言っていいだろう。

このアルバムは2010年6月29日に米アマゾン(オン・デマンドのCD-R仕様およびダウンロード)と iTunes(ダウンロード)で発売され、2012年4月3日にはプレスCDが日本のアマゾンでも購入可能になった。

日本盤は2012年7月18日に発売され、2曲のボーナス・トラックが追加された全17曲になっている。 アマゾン


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「Friends」 アカペラ・ミックス ('11)
アナログ・シングル「Don't Fight The Sea」に収録


1968年の「Friends」のアカペラ・ミックス。
最後の1コーラスからうっすらとバックの演奏が入ってきて、演奏後に誰かの話し声が入っている。

2011年3月に発生した東北・東日本大震災のためのチャリティ・シングルとして、4月に上のアルバムからシングル・カットされた「Don't Fight The Sea」のB面に収録された。

アナログ7インチのみの発売で、現存するメンバー4人のサインがスリーブに入ったものも90枚限定で販売された。

その後2018年の 『Wake The World : The Friends Sessions』 に、最初から最後までボーカルのみの別ミックスが収録された。


「That's Why God Made The Radio」 インストゥルメンタル ('12)
アナログ・シングル「That's Why God Made The Radio」に収録


2012年の同名アルバム収録曲のカラオケ・バージョン。

アナログ・シングルB面に収録されている。

アマゾン 輸入盤7インチ 


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「Isn't It Time」 インストゥルメンタル ('12)
この曲のプロモCDシングルに収録


2012年のアルバム 『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ』 からのシングル曲のカラオケ・バージョン。

プロモCDシングルは2曲入りで、「Single mix」と「Instrumental」を収録。

「Single mix」は6枚組ボックス 『カリフォルニアの夢』 とベスト盤 『グレイテスト・ヒッツ・デラックス・エディション 〜偉大なる50年〜』 にも収録されているが、『グレイテスト・ヒッツ・デラックス・エディション』 収録のものは少しピッチが遅く、再生時間が6秒くらい長い。
アルバム版とシングル版の違いは 『カリフォルニアの夢』 のページで。


 

スティーブン・W・デスパーのホームページの音源 ('15〜18)


1960年代後半からビーチ・ボーイズに関わるようになったレコーディング・エンジニアのスティーブン・W・デスパーが2015年に開設したホームページで聴けたビーチ・ボーイズの音源。

「Study-Video」と題された動画が上げられており、デスパーによるレコーディングの解説文(英語)を実際にビーチ・ボーイズの音源を聴きながら読めた。
公式に商品化されていない音源が多数披露されており、すでに商品化されている音源も基本的にデスパーがリマスターしていた。

2018年10月頭に「Recording The Beach Boys, Part 2 - ''Surf's Up''」がアップされた後にファンの集う掲示板で起こった議論の結果、デスパーがホームページを閉鎖してしまった。

Beach Boy Surfing Hits 64分
既発のステレオ・ミックスをデスパーがリマスターしたもの。
Fun, Fun, Fun / Wendy / Catch A Wave / California Girls / Don't Back Down / Don't Worry Baby / Girls On The Beach / In My Room / Little Deuce Coupe / Little Honda / Our Car Club / Ballad Of Ole' Betsy / Shut Down / Surfer Girl / Let Him Run Wild / Surfers Rule / Surfin' U.S.A. / Graduation Day / Wouldn't It Be Nice / When I Grow Up (To Be A Man) / Barbara Ann / God Only Knows / The Warmth Of The Sun / The Warmth Of The Sun (with Willie Nelson) / The Warmth Of The Sun (from ''Symphonic Sounds'') 
Break Away 23分
パートごとのコーラスのみ、アカペラ・ミックス、リード・ボーカル抜きのアカペラ・ミックスが聴ける。歌詞が出るので貴方がリード・ボーカルを取れます(笑)。
Cabinessence 8分
デスパーのリマスターで「never before heard」な「Cabinessence」が聴ける。
Cool, Cool Water 41分
デスパーが意図した通りの音像の「Cool, Cool Water」、バッキングのみ(部分)、ボーカルのみ(コーラスが少しずつ加えられていく)、最後に全てのパートの歌詞付きで聴け、この曲の複雑なボーカルの構造がよくわかる。
Friends - The Album 30分
デスパーのリマスターによるアルバム 『フレンズ』 全曲。
God Only Knows 37分
オリジナル・モノラル・シングル盤の盤起こし(ブライアンが聴いていたように左chのみで再生)、トラッキング・セッション、アカペラ・ミックス、デスパーのリマスターによるアカペラ・タグ付きの「God Only Knows」と、ボーナス・トラックとして1980年4月18日のフィラデルフィアでのライブ・バージョンが聴ける。
Heroes And Villains 11分
最初に作られたステレオ・ミックス(ベスト盤 『サウンズ・オブ・サマー』 収録)のデスパーによるリマスター版と、リマスターしていない状態の同じ曲の比較。
Recording The Beach Boys, Part 1 98分
デスパーが書いた本 『Recording The Beach Boys』 の第1章(『サンフラワー』 のレコーディングについて)の文章に合わせて、デスパーが意図した通りの音像のアルバム全曲を、現在流通しているCD用のマスターを使ったバージョンと最終的な承認を得た発売前のレファレンス・ディスクの盤起こしバージョンで聴ける。
「Add Some Music To Your Day」と「Forever」はアカペラ・ミックスも収録
Recording The Beach Boys, Part 1 - Addendum 117分
『サンフラワー』 の収録候補だった10曲(Susie Cincinnati / Good Time / When Girls Get Together / Lady / Loop De Loop / Carnival / I Just Got My Pay / San Miguel / H.E.L.P. Is On The Way / Big Sur)と、アルバム完成前に作られたレファレンス・ディスク2枚の盤起こしバージョン(1970年2月18日と6月1日)全曲が聴ける。
◎1970/2/18バージョン(ワーナーから却下された収録内容)
A1. Susie Cincinnati / A2. Good Time / A3. Our Sweet Love / A4. Tears In The Morning / A5. When Girls Get Together / A6. Slip On Through / B1. Add Some Music To Your Day / B2. Take Care Of Your Feet (earliest version with Carnival) / B3. This Whole World / B4. Got My Pay! / B5. At My Window / B6. Lady
◎1970/6/1バージョン(『ランドロックト』 と呼ばれている収録内容)
A1. Loop De Loop / A2. Susie Cincinnati / A3. San Miguel / A4. Help (H.E.L.P. Is On The Way) / A5. Feet Pete (Take Care Of Your Feet) - Carnival / A6. Got My Pay / B1. Good Time / B2. Big Sur / B3. Lady / B4. When Girls Get Together / B5. Lookin' At Tomorrow / B6. 'Til I Die
Recording The Beach Boys, Part 2 - ''Surf's Up'' 133分
『サーフズ・アップ』 全曲(LPマスター・テープのコピー)、「Til I Die」「Surf's Up」「Sail On, Sailor」のアカペラ・バージョン、デニスの「4th Of July」「Wouldn't It Be Nice To Live Again」のデモが聴ける。
Vega-tables 8分
2001年の 『ホーソーン、カリフォルニア』 収録の「Stereo Extended Mix」をデスパーがリマスターしたものが聴ける。
Spectrum 1980 Concert 108分
1980年4月18日にフィラデルフィアのスペクトラム・オーディトリアムで行われたライブの全曲。FMラジオでの放送用にデスパーがミックスを依頼された。
録音に際していろいろと問題があったようで、ところどころでボーカルのマイクがオフになったりする箇所がある。
このライブは非公式盤 『Live In The Eighties』 として2016年にCD化されているが、そちらはおそらくラジオ放送をエア・チェックした音源を使用している。

2021年5月2日追記 : 2020年12月から、「The Endless Harmony Forum」という掲示板で、これらのビデオの再アップロードが行われている。
視聴するにはメールアドレス登録の上ログインし、ビデオのページでパスワードを入れる必要がある。


「Wouldn't It Be Nice (Cavalry Remix)」 ('21)
配信リリース


「Wouldn't It Be Nice」のリミックス版。
途中でブレイクして以降、曲が解体されたような状態になる。

YouTube 公式チャンネルで2021年6月3日にアップロードされ、配信も行われている。
発売日が「2018年6月7日」だったり、コピーライト表示が「1976」だったりという謎のリミックス。

YouTube  アマゾンMP3


「God Only Knows (DJ John Michael Peloton Remix)」 ('22)
配信リリース


DJジョン・マイケルによる「God Only Knows」のリミックス。
ダンス・ミュージック風のビートが加えられている。

詳細不明だがビーチ・ボーイズ名義でキャピトルからのリリース。

2022年8月12日リリース。

YouTube  アマゾンMP3


「Fun, Fun, Fun (Steve Aoki Remix)」 ('23)
配信リリース


1. Fun, Fun, Fun (Steve Aoki Remix) 3:24
2. Fun, Fun, Fun (Steve Aoki Remix Edit) 2:24

スティーヴ・アオキによる「Fun, Fun, Fun」のリミックス。
ダンス・ミュージック風のビートが加えられている。

詳細不明だがビーチ・ボーイズ名義でキャピトルからのリリース。

2023年5月17日リリース(アマゾンでは19日)。

YouTube Remix (3:24) Remix Edit (2:24) 
アマゾンMP3


参考文献:VANDA編 『ザ・ビーチ・ボーイズ・コンプリート』 (シンコー・ミュージック) ほか


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