【Disc 1】 |
■『サンフラワー』 オリジナル・アルバム |
2019年リマスター(ただし、パッケージに明記されているのは2CD版のみ) |
1-1. Slip On Through (D.Wilson-Gregg Jakobson) 2:19 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1969/10月ごろ
ディスク3-2 [Track
& Backing Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-18 [Alternate 1969 Mix with
Session Intro] 5CDのみ収録 ディスク5-23 [Early Version
Track] 5CDのみ収録
今回のセットにはアカペラ・ミックスがないが、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク6に収録されている。 配信EP 『The
Beach Boys 1969 : I'm Going Your Way』('19)に収録の「Early
Version」(初期べーシック・トラック)はディスク5-23の編集違い。 |
|
1-2. This Whole World (B.Wilson) 1:58 |
リード・ボーカル:カール プロデュース:ブライアン&カール ベーシック・トラック録音:1969/11/13
ディスク1-14 [Live
1988] 5CD/2CD/4LP/2LPに収録(長さの違いあり) ディスク3-3 [Long Version Track
& Backing Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-24 [Backing Vocals
Section] 5CD/4LPに収録(長さの違いあり) ディスク5-1 [Alternate
Ending] 5CD/2CD/4LPに収録
今回のセットにはアカペラ・ミックスがないが、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク6に収録されている。 |
|
1-3. Add Some Music To Your Day (B.Wilson-M.Love-Joe Knott) 3:36 |
リード・ボーカル:マイク、ブルース、カール、ブライアン&アル プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1969/10/28
ディスク1-15 [Live
1993] 5CDのみ収録 ディスク3-4 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-25 [A
Cappella] 5CDのみ収録 ディスク5-2 [Alternate
Version] 5CD/4LPに収録
旧アカペラ・ミックスが 『ホーソーン、カリフォルニア』('01)ディスク2に収録されている。 |
|
1-4. Got To Know The Woman (D.Wilson-Gregg Jakobson) 2:43 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1969/2/14
ディスク3-26 [A
Cappella] 5CDのみ収録 |
|
1-5. Deirdre (B.Johnston-B.Wilson) 3:30 |
リード・ボーカル:ブルース プロデュース:ブルース ベーシック・トラック録音:1969/3/21
ディスク3-5 [Track] 5CDのみ収録 |
|
1-6. It's About Time (D.Wilson-Bob
Burchman-A.Jardine-C.Wilson) 2:57 |
リード・ボーカル:カール(とマイク) プロデュース:デニス&カール 録音:1970/6〜7月
ディスク1-18 [Live
1971] 5CD/4LPに収録(長さの違いあり) ディスク3-6 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-27 [Backing Vocals
Excerpt] 5CD/4LP/2LPに収録 |
|
1-7. Tears In The Morning (B.Johnston) 4:07 |
リード・ボーカル:ブルース プロデュース:ブルース ベーシック・トラック録音:1969/11/18
ディスク3-7 [Track
& Backing Vocals] 5CDのみ収録 |
|
1-8. All I Wanna Do (B.Wilson-M.Love) 2:36 |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:カール ベーシック・トラック録音:1969/3/19
ディスク3-8 [Session
Intro, Track & Backing Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-28 [A
Cappella] 5CD/2CD/4LPに収録(長さの違いあり) |
|
1-9. Forever (D.Wilson-Gregg
Jakobson) 2:42 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス&カール ベーシック・トラック録音:1969/3/12
ディスク3-9 [Session
Highlights] 5CDのみ収録 ディスク3-10 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-29 [2019 A Cappella
Mix] 5CDのみ収録
旧アカペラ・ミックスが 『ホーソーン、カリフォルニア』('01)ディスク2に収録されている。 |
|
1-10. Our Sweet Love (B.Wilson-C.Wilson-A.Jardine) 2:41 |
リード・ボーカル:マイク&ブライアン プロデュース:ブライアン、カール、アル、ブルース ベーシック・トラック録音:1969/11/6
ディスク3-11 [Track
& Backing Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-19 [String
Section] 5CD/2CD/4LPに収録
今回のセットにはアカペラ・ミックスがないが、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク6にストリングスと一緒にミックスされたものが収録されている。 |
|
1-11. At My Window (A.Jardine-B.Wilson) 2:32 |
リード・ボーカル:ブルース(とブライアン) プロデュース:アル ベーシック・トラック録音:1969/11/11
ディスク3-12 [Track
& Backing Vocals] 5CDのみ収録 |
|
1-12. Cool Cool Water (B.Wilson-M.Love) 5:03 |
リード・ボーカル:ブライアン&マイク プロデュース:ブライアン、カール、アル、ブルース ベーシック・トラック録音:1967/10/26
ディスク3-13 [Alternate
2019 Mix] 5CDのみ収録 |
|
1-13. Sunflower Promo 1 0:59 5CD/2CDに収録 |
アルバム宣伝のラジオ・スポット。バックに流れる曲が違う別パターンのスポットがディスク3の冒頭に収録されている。 |
|
■『サンフラワー』 ライブ (プロデュース:ビーチ・ボーイズ) |
すべて初登場。パッケージには日付や場所の記載はない。 |
1-14. This Whole World [live 1988] 2:10 5CD/2CD/4LP/2LPに収録(※) |
リード・ボーカル:カール 1988年5月20日、アリゾナ州メサでの演奏。YouTube
の非公式動画 実際のライブでは演奏後のドラムがそのまま「Don't Worry
Baby」のイントロとなってメドレー形式で続いていた。
掲示板「smileysmile.net.」にマーク・リネットが「yrplace」の名で投稿した書き込みによれば1988年6月19日のコネチカット州グロトンでの演奏ということだが(英語版ウィキペディアはこれを引用している)、音は上記 YouTube
の動画と同じなので、動画の投稿者が間違っていなければアリゾナ州メサの演奏ということになる(実際、ライブ中にメンバーが「アリゾナ」の名を口にしている)。
※5CDでは次のライブ音源とつながっているが、2CD/4LP/2LPは1曲のみの収録になっており、冒頭の司会者がビーチ・ボーイズを紹介する声がカットされ
、演奏後の「サンキュー」ですぐにフェイド・アウトする編集が施されているので数秒短い。 |
|
1-15. Add Some Music To Your Day [live
1993] 3:23 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:マイク、ブルース、カール&アル 1993年11月26日、ニューヨークのパラマウント・シアターでの演奏。YouTube
の非公式音源 ディスク2-12「Take A Load Off Your
Feet」もこの日の演奏。 このライブから「Vegetables」「Wonderful」「Caroline, No」「You
Still Believe In Me」が公式リリースされている。 |
|
1-16. Susie Cincinnati [live 1976] 2:46 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:アル 1976年7月3日、カリフォルニア州アナハイムでの演奏。YouTube
の非公式音源 途中2ヵ所ほどカットして短く編集されている。 このライブから他の数曲がDVD 『グッド・ヴァイブレーションズ・ツアー』 で見られる。 |
|
1-17. Back Home [live 1976] 3:15 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:ブライアン&アル 上と同じ1976年7月3日、カリフォルニア州アナハイムでの演奏。YouTube
の非公式音源 エンディングを少し短く編集している。 |
|
1-18. It's About Time [live 1971] 3:45 5CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:カール 1971年6月27日、ニューヨークのフィルモア・イーストでの演奏。YouTube
の非公式音源 このライブは非公式盤として商品化されているが、リード・ボーカルがほとんど聴こえない曲が多かった。
※5CDでは前後のライブ音源とつながっているが、
4LPは1曲のみの収録になっており、前と後ろに歓声によるフェイド・イン/アウトが加えられているので数秒長い。 |
|
1-19. Riot In Cell Block 9 [live 1970] 3:34 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:マイク、ブルース、カール&アル 1970年10月3日、カリフォルニア州モンタレーで開催された「ビッグ・サー・フォーク・フェスティヴァル」での演奏。
歌い出す前の演奏を少しカットしている。 このライブから「Wouldn't It Be Nice」「Aren't You
Glad」が公式リリースされている。 |
|
■『サンフラワー』 ボーナス・トラック |
1-20. Break Away [original 1969 single
mix] (B.Wilson-Reggie
Dunbar) 2:55 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:カール、ブライアン&アル(とマイク) プロデュース:ブライアン&マリー・ウィルソン 1969年6月16日にシングルで発売された曲。当時のオリジナル・ステレオ・ミックス。
『ホーソーン、カリフォルニア』('01)と6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク3に別ミックスを収録。
ディスク3-21 [Backing
Vocals Excerpt] 5CD/2CD/4LPに収録 |
|
1-21. Celebrate The News [2020 mix] (D.Wilson-Gregg Jakobson) 2:37 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:デニス(とマイク) プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1969/2/24 上の曲のB面の新ミックス。頭にカウントが入り、ボーカルは全体的に中央に寄せられ、
楽器の位置も変えられており、エンディングはアカペラになってオリジナルより早くフェイド・アウトする。 |
|
1-22. Loop De Loop (Flip Flop Flyin' In An Aeroplane)
[original 1969 mix] (B.Wilson-A.Jardine-C.Wilson) 2:59 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:アル プロデュース:アル ベーシック・トラック録音:1969/3/5 『エンドレス・ハーモニー』('98)でアルが新しいリード・ボーカルを入れたバージョンで初めて世に出た曲。
こちらはボーカル差し替え前のオリジナル・バージョンで、『エンドレス・ハーモニー』 バージョンで追加された音もないシンプルなミックス。
ディスク3-15 [Track] 5CDのみ収録 |
|
1-23. San Miguel [2020 mix] (D.Wilson-Gregg
Jakobson) 2:33 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:カール プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1969/1/13 『テン・イヤーズ・オブ・ハーモニー』('81)で初めて発表された曲の新ミックス。
バッキング・トラックが増強され、フェイド・アウトが遅い。
※2CD/4LPはフェイド・アウトが早く、10数秒短い。
ディスク3-14 [Track
& Backing Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-20 [Backing Vocals
Excerpt] 5CD/4LP/2LPに収録(長さの違いあり) |
|
1-24. Susie Cincinnati [2020 mix] (A.Jardine) 3:02 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:アル プロデュース:アル、カール&ブライアン ベーシック・トラック録音:1970/1/7 アルバム 『15ビッグ・ワンズ』('76)収録曲で、
もともとはアルバム 『サンフラワー』('70)セッションで録音され、1970年2月にシングル「Add Some Music
To Your
Day」のB面としてリリースされている。 シングル(モノラル)とアルバム(ステレオ)では別ミックスで、それらとは違う2012年ステレオ・ミックスが6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク3に収録されていた。
今回、5CDに2020年ミックス、2CD/4LPに2019年ミックスが収録されているが、2020年ミックスには車の排気音がなく、2分25秒あたりのハーモニカにエコーがかからない。
この新ミックスは2012年ミックスから楽器の配置を若干変更してアルの
リード・ボーカルに強めのエコーをかけた感じの仕上がりになっている。 その後3枚組 『サウンズ・オブ・サマー』('22)ディスク3に2021年ミックスが追加されており、基本は2019/2020年ミックスと同じだが、イントロと2分25秒あたり両方でハーモニカにエコーがかからず、車の排気音はあるがイントロでドアを閉める音のみカットされている。
※5CDは車の排気音のない2020年ミックスで、2CD/4LPは排気音入りの2019年ミックス。 ただしパッケージ裏の曲目では2CDも4LPも「2020
mix」と誤記されている(日本盤2CDは「2019
mix」に修正されている)。 配信版も5CD版は2020年ミックス、2CD版は2019年ミックスだが、2CD版のトラック・リストは「2020
mix」と誤記されている。
車の排気音はイントロと37秒あたり(「…seconds
flat」のあと)に入るが、ミックスにより以下の違いがある。 1970年シングル・ミックス(モノラル) イントロのみ、 アルバム 『15ビッグ・ワンズ』 ミックス(ステレオ) 2回目のみ 2012年ミックス(ステレオ) 両方
2019年ミックス(ステレオ) 両方 2020年ミックス(ステレオ) なし 2021年ミックス(ステレオ) 両方
ディスク1-16 [Live
1976] 5CDのみ収録 ディスク5-24 [Basic Session
Highlights] 5CDのみ収録 |
|
1-25. Good Time [2019 mix] (B.
Wilson-A.Jardine) 2:56 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1970/1/7 アルバム 『サンフラワー』('70)セッションで録音され、アルバム 『ラヴ・ユー』('77)に収録された曲の新ミックス。 楽器の配置を多少変更、バッキング・トラックやコーラスが増強されて前面に出ており(特にコーラス)、エンディングの管楽器のロング・トーンが少し長く聴ける。
ディスク3-16 [Session Intro, Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 ディスク3-23 [Backing Vocals
Excerpt] 5CDのみ収録 |
|
1-26. Two Can Play [2019 mix] (B.Wilson) 2:06 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1969/10/20 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』('93)で「Games
Two Can
Play」のタイトルで初めて世に出た曲の新ミックス。 旧ミックスはリード・ボーカルもコーラスもモノラルのように中央にまとめられていたが、コーラスが左右に広がっている。 |
|
1-27. Cotton Fields (The Cotton Song) [2021 stereo
mix] (Huddle
Ledbetter) 3:21 5CD/2CD/4LP/2LPに収録(※) |
リード・ボーカル:アル プロデュース:アル ベーシック・トラック録音:1969/8/15 アルバム 『20/20』('69)収録のものとは別録音のシングル・バージョン。
リリース時にはモノラル・ミックスしかなかったが、2001年ステレオ・ミックスが 『ホーソーン、カリフォルニア』('01)と6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク3に収録されていた。
今回、5CD/2CDに2021年ミックス、4LP/2LPに2020年ミックスが収録されているが、違いは冒頭の子供の声の有無だけ(2021にはあって2020にはない)で、曲自体のミックスは同じ。
この新ミックスは歌い出しのアルのボーカルが遠くからやって来るような処理がされ、2001年ミックスよりオリジナルのシングル・バージョンに近い仕上がりになっている(イントロのギターは2001年ミックスと同様、
オリジナルのモノラル・ミックスより1音多い)。
冒頭の子供の声はアルの息子のマット(2歳半)で、この声は1970年に米TV 『Something
Else』 に出演した時にも使われていた。
※5CD/2CDは2021年ステレオ・ミックスで、4LP/2LPは2020年ステレオ・ミックス。違いは冒頭の子供の声の有無。
ディスク3-22 [A
Cappella] 5CDのみ収録 |
【Disc 2】 |
■『サーフズ・アップ』 オリジナル・アルバム |
2019年リマスター(ただし、パッケージに明記されているのは5CD版の「A Day In The
Life Of A Tree」と2CD版のみ) |
2-1. Don't Go Near The Water (A.Jardine-M.Love) 2:41 |
リード・ボーカル:マイク&アル プロデュース:アル、カール&ダリル・ドラゴン ベーシック・トラック録音:1971/4/3
ディスク4-1 [Track
& Backing Vocals] 5CDのみ収録 ディスク4-12 [A
Cappella] 5CDのみ収録 ディスク5-3 [Alternate
Version] 5CDのみ収録
演奏のみのバージョンが6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク6に収録されている。 |
|
2-2. Long Promised Road (C.Wilson-Jack Rieley) 3:32 |
リード・ボーカル:カール プロデュース:カール ベーシック・トラック録音:1971/4/3
ディスク2-13 [Live
1972] 5CDのみ収録 ディスク4-2 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 ディスク4-13 [A Cappella] 5CDのみ収録 |
|
2-3. Take A Load Off Your Feet (A.Jardine-Gary Winfrey-B.Wilson) 2:32 |
リード・ボーカル:ブライアン&アル プロデュース:アル&ブライアン ベーシック・トラック録音:1970/1/17
ディスク2-12 [Live
1993] 5CD/4LPに収録(長さの違いあり) ディスク4-3 [Alternate
Vocal] 5CDのみ収録 |
|
2-4. Disney Girls (1957) (B.Johnston) 4:08 |
リード・ボーカル:ブルース プロデュース:ブルース ベーシック・トラック録音:1971/6/3
ディスク2-14 [Live
1982] 5CD/2CD/4LP/2LPに収録(長さの違いあり) ディスク4-4 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 ディスク4-15 [Backing Vocals
Excerpt] 5CD/2CD/4LPに収録(編集の違いあり) |
|
2-5. Student Demonstration Time (based on "Riot In Cell
Block 9") (Jerry Lieber-Mike Stoller, new
lyrics by M.Love) 3:59 |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:カール ベーシック・トラック録音:1970/10/28
ディスク2-16 [Live
1971] 5CDのみ収録 ディスク4-5 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 |
|
2-6. Feel Flows (C.Wilson-Jack
Rieley) 4:44 |
リード・ボーカル:カール プロデュース:カール ベーシック・トラック録音:1971/6月ごろ
この曲は1番の「♪Feel
goes (White hot glistening shadowy
flows)」のあと(頭から48秒目くらい)で右チャンネルに「プツッ」というノイズのようなパーカッションのような音が聴こえるが、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク4に収録のものには少し手が加えられている。
詳細
ディスク4-6 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 ディスク4-14 [Backing Vocals
Excerpt] 5CD/2CD/4LP/2LPに収録 |
|
2-7. Lookin' At Tomorrow (A Welfare Song) (A.Jardine-Gary Winfrey) 1:57 |
リード・ボーカル:アル プロデュース:アル ベーシック・トラック録音:1970/8/14
ディスク4-7 [Session
Intro and Alternate Mix] 5CDのみ収録 |
|
2-8. A Day In The Life Of A Tree (B.Wilson-Jack Rieley) 3:09 |
リード・ボーカル:ジャック・ライリー(とアル&ヴァン・ダイク・パークス) プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1971/4月ごろ
5CD版のパッケージ裏の曲目リストでは、この曲だけ「2019
master」と記載されている。
ディスク4-8 [Track & Backing
Vocals] 5CD/4LP/2LPに収録 ディスク4-16 [Backing Vocals
Excerpt] 5CD/4LPに収録 |
|
2-9. 'Til I Die (B.Wilson) 2:32 |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン&カール ベーシック・トラック録音:1970/8/15
ディスク4-9 [Long
Version wth Alternate Lyrics] 5CDのみ収録 ディスク4-17 [A
Cappella] 5CD/4LP/2LPに収録(長さの違いあり) ディスク5-17 [Piano
Demo] 5CD/4LPに収録 |
|
2-10. Surf's Up (B.Wilson-Van Dyke
Parks) 4:14 |
リード・ボーカル:カール&ブライアン プロデュース:ブライアン、カール、アル&ブルース
第1パートのベーシック・トラック録音:1966/11/4 第2パートのベーシック・トラックとリード・ボーカル録音:1966/12/16 追加のボーカル録音とオーバーダブ:
1971/6月
後半のバックで左チャンネルにかすかに聴こえていた別の音楽のようなものが消されている方のバージョン。 詳細
ディスク2-15 [Live
1973] 5CD/2CD/4LPに収録(長さの違いあり) ディスク4-10 [2019
Mix] 5CDのみ収録 ディスク4-18 [A Cappella] 5CDのみ収録 ディスク5-4 [1971
Remake Track with 1966 Brian Vocal] 5CDのみ収録 |
|
2-11. Surf's Up Promo 1:02 5CD/2CDに収録 |
アルバム宣伝のラジオ・スポット。 |
|
■『サーフズ・アップ』 ライブ (プロデュース:ビーチ・ボーイズ) |
すべて初登場。パッケージには日付や場所の記載はない。 |
2-12. Take A Load Off Your Feet [live
1993] 2:35 5CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:カール&アル 1993年11月26日、ニューヨークのパラマウント・シアターでの演奏。YouTube
の非公式音源 ディスク1-15「Add Some Music To Your
Day」もこの日の演奏。 このライブから「Vegetables」「Wonderful」「Caroline, No」「You
Still Believe In Me」が公式リリースされている。
※4LPは演奏前後の歓声が短くフェイド・イン/アウト処理されているので数秒短い。 |
|
2-13. Long Promised Road [live 1972] 4:14 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:カール 1972年11月23日、ニューヨークのカーネギー・ホールでの演奏。 2022年の 『セイル・オン・セイラー
1972』 6CDのディスク3と4にこの日の全演奏曲が収録されたが、そこに入っているものと同じ。
この日は1日で2回のショーが行われており、そのうち一方の「Long
Promised
Road」は 『エンドレス・ハーモニー』('98)に収録されており、それとは違う演奏なので、もう一方のショーからのものということになる。 |
|
2-14. Disney Girls [live 1982] 4:23 5CD/2CD/4LP/2LPに収録(※) |
リード・ボーカル:ブルース マーク・リネットの掲示板への投稿によれば、1982年6月11日、オハイオ州カヤホガ・フォールズのブロッサム・ミュージック・センターでの演奏らしい。
※5CDはアルの「サンキュー、ブルース。オーライ」の声で終わるが、2CD/4LP/2LPはその前のブルースの「サンキュー」でフェイド・アウトするので数秒短い。 |
|
2-15. Surf's Up [live 1973] 4:58 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:カール マーク・リネットの掲示板への投稿によれば、1973年8月15日、イリノイ州シカゴのオーディトリアム・シアターでの演奏らしい。
このライブから「It's About Time」が公式リリースされている。
※2CD/4LPは演奏後にマイクが「カール・ウィルソン!」と言った後フェイド・アウトするので2〜3秒短い。 |
|
2-16. Student Demonstration Time (based on "Riot In Cell
Block 9") [live 1971 1972] 4:42 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:マイク 掲示板「smileysmile.net.」にマーク・リネットが「yrplace」の名で投稿した書き込みによれば、1972年11月23日、ニューヨークのカーネギー・ホールでの演奏ということだったが、すぐに「1971年のフィルモア・イーストの演奏だった」と訂正されている。
その後 『セイル・オン・セイラー
1972』('22)6CDのディスク3と4にカーネギー・ホールの全演奏曲が収録されたが、そこに入っているものと同じなので、やはりカーネギー・ホールの演奏だった。 |
|
■『サーフズ・アップ』 ボーナス・トラック |
2-17. Big Sur (M.Love) 2:35 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:ビーチ・ボーイズ ベーシック・トラック録音:1970/8/15 後にアレンジを変えて 『オランダ』('73)に収録されるマイク作のナンバーの初期バージョン。 |
|
2-18. H.E.L.P. Is On The Way [2019 mix] (B.Wilson) 2:31 5CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1970/8/17 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』('93)で初めて発表された曲の新ミックス。
旧ミックスはリード・ボーカルもコーラスも全体的に中央にまとめられていたが、コーラスが左右に広がっている。 |
|
2-19. Sweet And Bitter (B.Wilson-Don
Goldberg) 2:33 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:ブライアン 録音:1971/春 初登場の未発表曲。ドン・ゴールドバーグとブライアンの共作
。
※4LPは5CDと2CDの冒頭に付いている録音中の音(すぐにストップするテイク1と「テイク2、ワン、トゥー、スリー、フォー」の声)がカットされているので
10数秒短い。 |
|
2-20. My Solution (B.Wilson) 3:44 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン 録音:1970/10/31 初登場の未発表曲。ハロウィンの夜に録音されたノベルティ・ソングっぽい不気味な曲。
冒頭のメロディが、ブライアンのソロ 『イマジネーション』('98)収録の「Happy
Days」に流用された。
ディスク5-25 [Track & Backing
Vocals] 5CDのみ収録 |
|
2-21. 4th Of July [2019 mix] (D.Wilson-Jack Rieley) 3:11 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:カール プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1971/4月ごろ 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』('93)で初めて発表された曲の新ミックス。
旧ミックスでは歌の終わりから途切れることなくピアノの伴奏が続いていくが、新ミックスはしばらくの間が空いてからピアノが鳴ってきて、フェイド・アウトも少し遅い。また、旧ミックスに比べて低域が強調されている。 |
|
2-22. Sound Of Free [1970 single mix] (D.Wilson-M.Love) 2:22 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1970/11月ごろ デニスがダリル・ドラゴン(後のキャプテン&テニールのキャプテン)と組んで「デニス・ウィルソン&ランボ」
名義で1970年にイギリスでリリースしたシングルのA面曲。モノラル。 6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク3に収録され、CD化されていた。
ディスク5-15.
Settle Down / Sound Of Free [Basic Session
Outtake] 5CDのみ収録 |
|
2-23. Lady (Fallin' In Love) [1970 stereo
mix] (D.Wilson) 2:21 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1969/12/24 上のシングルB面曲。初登場の1970年ステレオ・ミックス。
当時発売されたシングルはモノラルで、ビーチ・ボーイズのCDには収録されていないが、2005年の 『アンダー・ザ・インフルエンス』 や
2009年の 『キツネ・タブロイド』 などのコンピレーション盤で盤起こし音源がCD化されていた。 アルバム収録曲の候補としてステレオ・ミックスが作られ、シングルにはそれをモノラルにミックス・ダウンしたものが使われた。モノラルよりほんのわずかフェイド・アウトが遅い。
『サマー・ラヴ・ソングス』('09)で初登場し、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク3にも収録された新ステレオ・ミックスには冒頭にストリングスのイントロが追加され、
デニスのボーカルは別テイクでエコーがかかっており、フェイド・アウトが遅い。 |
|
2-24. Seasons In The Sun (Jack
Brel-Rod McKuen) 3:27 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:カール プロデュース:テリー・ジャックス&アル ベーシック・トラック録音:1970/7/31 初登場の未発表カバー。シャンソン歌手ジャック・ブレルが1961年に発表した「Le
Moribond」の英語詞カバー。満足のいく出来にならずお蔵入りとなっていた。 プロデュースしたテリー・ジャックス自身が後にレコーディングし、1973年にシングルでリリースされて大ヒットを記録した
(日本語タイトルは「そよ風のバラード」)。
30秒のサンプルしか聴けなかった2020年の 『1970 Release』
では楽器の位置が異なる別ミックスだった(実際の商品に収録されたのは2021年のリミックス版らしい)。 サンプル(Season In The Sun)
|
【Disc 3】 |
■『サンフラワー』 セッションズ |
3-1. Sunflower Promo 2 0:59 5CDのみ収録 |
アルバム宣伝のラジオ・スポット。バックに流れる曲が違う別パターンのスポットがディスク1-13に収録されている。 |
|
3-2. Slip On Through [track & backing
vocals] 2:47 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。演奏が終わるまで聴ける。 |
|
3-3. This Whole World [long version track & backing
vocals] 3:10 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ(冒頭のカールのリード・ボーカル「I'm thinkin' 'bout
this whole
world」のみ入っている)。 完成版のラストでアカペラになる部分でもドラムの演奏が続き、完成版でフェイド・アウトした後に続く演奏が最後まで聴ける。 |
|
3-4. Add Some Music To Your Day [track &
backing vocals] 4:35 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 冒頭1分ほどドラムレスの演奏が流れた後、本演奏へ続く。 エンディングのブライアンの高音コーラス「♪Add
some music」が1回目から聴ける(完成版ではカットされ、2回目から入る)。 |
|
3-5. Deirdre [track] 3:34 5CDのみ収録 |
演奏のみ。この曲を特徴付ける管楽器のパートがじっくり楽しめる。 |
|
3-6. It's About Time [track & backing
vocals] 2:53 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。演奏が終わるまで聴けるが、完成版より少し短い。 |
|
3-7. Tears In The Morning [track & backing
vocals] 4:08 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 完成版では後半から小さい音で入っていたトランペットが全編で大きく入っている。 |
|
3-8. All I Wanna Do [session intro, track & backing
vocals] 3:46 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 冒頭1分ほど別テイクの演奏が流れ、演奏ミスで中断した後、「(テイク)15」のコールが入って本演奏へ続く。演奏が終わるまで聴ける。 |
|
3-9. Forever [session highlights] 3:36 5CDのみ収録 |
セッション音源のハイライト。途中で「(テイク)37」のコールが入る。 |
|
3-10. Forever [track & backing vocals] 3:01 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 |
|
3-11. Our Sweet Love [track & backing
vocals] 2:39 5CDのみ収録 |
ストリングスと間奏のギター抜きの演奏とブライアンのバック・ボーカルのみ。 このブライアンのボーカルは6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク6に収録のアカペラ・
ミックスでも聴けたが、2分すぎぐらいからの部分は完成版ではまるまるカットされている。
30秒のサンプルしか聴けなかった2020年の 『1970
Release』 ではストリングスとカールのバック・ボーカルも入ったもの(おそらく完成版からリード・ボーカルのみ抜いたもの)がサンプルとして公開されていたが、結局このセットには収録されていない。 サンプル(Our Sweet Love) |
|
3-12. At My Window [track & backing
vocals] 2:50 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 エンディングは演奏がフェイド・アウトしてコーラスのみになり、歌うのを止めるところまで聴ける。 |
|
3-13. Cool Cool Water [alternate 2019 mix] 6:24 5CDのみ収録 |
新ミックス…というより、残っている別テイクや別ミックスの素材を使って新たに構成したもの。 まず、完成版では第2パートの「♪Now
now now…」の部分から始まってコーラスを止めるところで一旦終わり、カウントが入って第1パートの「♪Cool'n so cool'n
cool'n me」が流れ、第2パート、第3パートへ続く。 |
|
3-14. San Miguel [track & backing
vocals] 2:57 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 |
|
3-15. Loop De Loop (Flip Flop Flyin' In An Aeroplane)
[track] 2:49 5CDのみ収録 |
演奏のみ。 |
|
3-16. Good Time [session intro, track & backing
vocals] 4:27 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 テイク1からスタートし、演奏をミスして何度か繰り返す様子が1分30秒ほど流れた後、本演奏へ続く。 |
|
3-17. When Girls Get Together [track] 1:47 5CDのみ収録 |
演奏のみ。
ディスク4-21 [2020
mix] 5CD/2CD/4LPに収録(ミックス違いあり) |
|
3-18. Slip On Through [alternate 1969 mix with session
intro] 3:25 5CDのみ収録 |
1969年の別ミックス。 テイク15のコールで始まる演奏が中断した後、テイク18のコールで歌入りの本演奏が始まる。 アルバム収録に際してスピードを上げたようで、ここでは元のスピードで聴ける。 |
|
3-19. Our Sweet Love [string section] 1:00 5CD/2CD/4LPに収録 |
ストリングスのみ。 完成版の間奏から1分ほどの部分の抜粋。 |
|
■1969-1970 ア・カペラ |
3-20. San Miguel [backing vocals excerpt] 1:00 5CD/4LP/2LPに収録(※) |
バック・コーラスの1分ほどの抜粋。
※4LP/2LPは5CDの開始から25秒ぐらいのところから収録されているのでその分短い。 |
|
3-21. Break Away (Tag) [backing vocals
excerpt] 0:18 5CD/2CD/4LPに収録 |
録音:1969/4月 「♪I can break
away…」で始まる部分のバック・コーラスの短い抜粋。 |
|
3-22. Cotton Fields (The Cotton Song) [a
cappella] 2:44 5CDのみ収録 |
シングル・バージョンのボーカルのみ。 |
|
3-23. Good Time [backing vocals excerpt] 0:19 5CDのみ収録 |
「♪Maybe it won't last but what do we
care…」で始まる部分のバック・コーラスの短い抜粋。 |
|
3-24. This Whole World [backing vocals
section] 1:05 5CD/4LPに収録(※) |
後半1分の部分のバック・コーラスのみ。
※4LPは5CDの開始から29秒ぐらいのところから収録されているのでその分短い。 |
|
3-25. Add Some Music To Your Day [a
cappella] 3:30 5CDのみ収録 |
ボーカルのみ。新アカペラ・ミックス。 旧アカペラ・ミックスは 『ホーソーン、カリフォルニア』('01)ディスク2に収録されていた。
旧ミックスは低音が強く、声の響きも大きく、ボーカル以外の音はほぼ聴こえない。 新ミックスは旧ミックスほど音に効果を付けていないようで、より生々しい感があり、ところどころで楽器の音やノイズが聴こえる。
新旧ミックスとも、エンディングのブライアンの高音コーラス「♪Add some
music」が1回目から聴ける(完成版ではカットされ、2回目から入る)。 大きく違う点は、新ミックスには「♪Music when
you're
alone…」の直前の「パッパーッパ、ディリリッ」というコーラスがないこと(完成版も同じだが旧アカペラ・ミックスには入っている)と、2ヵ所でブライアンの高音ボーカルを前面に出したミックスになっているこ
と(1分10秒あたりからの「♪Music, music, music
everywhere…」のパートと、3分7秒からのエンディング)。 |
|
3-26. Got To Know The Woman [a cappella] 2:52 5CDのみ収録 |
ボーカルのみ。 |
|
3-27. It's About Time [backing vocals
excerpt] 0:50 5CD/4LP/2LPに収録 |
バック・コーラスの1分ほどの抜粋。 |
|
3-28. All I Wanna Do [a cappella] 2:58 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
ボーカルのみ。
※5CDは歌い終わった後の会話まで聴けるが、2CD/4LPは歌っている途中でフェイド・アウトするので10数秒短い。 |
|
3-29. Forever [2019 a cappella mix] 2:52 5CDのみ収録 |
ボーカルのみ。新アカペラ・ミックス。 旧アカペラ・ミックスは 『ホーソーン、カリフォルニア』('01)ディスク2に収録されていた。
旧ミックスは低音が強く、声の響きも大きく、ボーカル以外の音はほぼ聴こえない(ブレス音をカットするためにほんのわずか短くしている部分もある)。
新ミックスは旧ミックスほど音に効果を付けていないようで、より生々しい感があり、ブレス音もそれほど消されていない。 大きく違う点は、新ミックスは2番の歌詞が完成版と異なること。
コーラスの左右の配置が若干異なっていたり、最後にブライアンが甲高い声を上げた直後の笑い声が新ミックスではカットされているなど細かい違いもある。 |
【Disc 4】 |
■『サーフズ・アップ』 セッションズ |
4-1. Don't Go Near The Water [track & backing
vocals] 3:45 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 エンディングのコーラス部分はボーカルのみのアカペラ・ミックスになり、一旦終わった後、この部分の伴奏用のピアノ演奏が続く。
6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク6に収録されている演奏のみのミックスのエンディング部分にはピアノの伴奏が入っている。 完成版ではピアノは聴こえない。 |
|
4-2. Long Promised Road [track & backing
vocals] 3:38 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 |
|
4-3. Take A Load Off Your Feet [alternate
vocal] 2:28 5CDのみ収録 |
ボーカルの異なるバージョン。完成版ではブライアンが冒頭と中間部でリード・ボーカルを取るが、このバージョンでは中間部のみで、あとはアルが歌っている。演奏のミックスも結構違っている。 |
|
4-4. Disney Girls (1957) [track & backing
vocals] 4:17 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。演奏が終わるまで聴ける。 イントロの最初の1音(ベース・ギター?)は完成版ではカットされている。 |
|
4-5. Student Demonstration Time (based on "Riot In Cell
Block 9") [track & backing vocals] 3:46 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 |
|
4-6. Feel Flows [track & backing
vocals] 5:02 5CDのみ収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。冒頭に15秒ほど曲中のピアノ・パートが付け加えられている。 間奏にエレキ・ギターやフルートが入っておらず、完成版ではあまり聴こえなかったサックスのみになっている。
エンディングは演奏がフェイド・アウトしてコーラスのみになる。 |
|
4-7. Lookin' At Tomorrow (A Welfare Song) [session intro
and alternate mix] 2:43 5CDのみ収録 |
アコースティック・ギターの演奏と「テイク11」「テイク12」のコールの後、完成版とは別ミックスの本演奏が始まる。
完成版はスピードを速めた上にフェイザーのような効果がかかっているが、このミックスはノーマルな状態で、間奏になる所から別テイクのボーカルになる
(完成版でスキャットで歌われている部分も歌詞入りで歌われる)。 |
|
4-8. A Day In The Life Of A Tree [track & backing
vocals] 2:55 5CD/4LP/2LPに収録 |
演奏とバック・ボーカルのみ。 |
|
4-9. 'Til I Die [long version wth alternate
lyrics] 4:47 5CDのみ収録 |
『エンドレス・ハーモニー』('98)収録の「alternative
mix」の別ミックス&一部ボーカル違い。 前半はインストで、後半が完成版と同じ構成だが、「I lost my way」「It
kills my
soul」の部分を違う歌詞で歌っている。 エンディングは演奏がフェイド・アウトしてアカペラになり、さらに「These things
I'll be until I
die」のボーカルもフェイド・アウトして「アー」「ウー」のコーラスだけになってフェイド・アウトで終わる。 |
|
4-10. Surf's Up [2019 mix] 4:08 5CDのみ収録 |
2011年のビーチ・ボーイズ版 『スマイル』('11)の12曲目の同曲(CDはモノラルのみ、アナログLPにはボーナス・トラックとしてステレオ・ミックスも収録)をさらに改変したもの。
この新ミックスは 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』('93)ディスク2や 『スマイル』('11)に収録されている1966年のデモ音源を使用し、
バッキング・トラックにブライアンのボーカルを重ねて、ほぼ全編ブライアンのリード・ボーカルにしたものだが、ブライアンが1番の「Canvass
the town and brush the backdrop / Are you
sleeping?」の部分を歌っておらず、2番の同じ場所の「Canvass the town and brush the
backdrop」では歌い回しが違うため、2011年ミックスではそこだけ1971年の完成版のカールのボーカルを使い、「Are you
sleeping?」は2番のブライアンのボーカルを使っていた。
今回の2019ミックスでは、カールのボーカルを使わずに、歌い回しの違うブライアンの2番のボーカルを使っている(つまり、1番の「Canvass
the town and brush the backdrop / Are you
sleeping?」は2番の同じ場所のボーカルのコピペ)。 |
|
4-11. (Wouldn't It Be Nice To) Live Again [extended 2019
mix] (D.Wilson-Stanley
Shapiro) 6:50 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1971/5/23 6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク4に収録された未発表曲の新ミックスで、2分以上長い。
旧ミックスでは3分30秒すぎから曲調が変わる部分が短く編集されて1分ぐらいでフェイド・アウトしていたが、新ミックスは3分以上続く。 それより前の部分のミックスは各音の大きさ以外は大して変わらない。
※2CD/4LPはフェイド・アウトが早く、2分以上短くなっている。 |
|
■『サーフズ・アップ』 ア・カペラ |
4-12. Don't Go Near The Water [a cappella] 2:36 5CDのみ収録 |
ボーカルのみ。 |
|
4-13. Long Promised Road [a cappella] 4:00 5CDのみ収録 |
ボーカルのみ。 完成版でフェイド・アウトした後のボーカルも少し聴ける。 |
|
4-14. Feel Flows [backing vocals excerpt] 0:33 5CD/2CD/4LP/2LPに収録 |
バック・コーラスの30秒ほどの抜粋。 |
|
4-15. Disney Girls [backing vocals
excerpt] 0:36 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
バック・コーラスの30秒ほどの抜粋。
※5CDは同じコーラスが2回歌われるが、2CD/4LPは1回のみの収録。 2CD/4LPは5CDの1回目の息継ぎまでの部分と2回目のそれ以降の部分を編集でつないで1回にしている。 |
|
4-16. A Day In The Life Of A Tree [backing vocals
excerpt] 0:32 5CD/4LPに収録 |
バック・コーラスの30秒ほどの抜粋。 |
|
4-17. 'Til I Die [a cappella] 2:36 5CD/4LP/2LPに収録(※) |
ボーカルのみ。エンディングの途中で「These things I'll be until I
die」のボーカルがフェイド・アウトして「アー」「ウー」のコーラスだけになってフェイド・アウトで終わる。
※4LP/2LPは「These
things I'll be until I
die」のボーカルがフェイド・アウトする前に全体がフェイド・アウトして終わるので20数秒短い。 |
|
4-18. Surf's Up [a cappella] 4:04 5CDのみ収録 |
1971年リリース版のボーカルのみ。 |
|
■ボーナス・トラック |
4-19. I Just Got My Pay [2019 mix] (B.Wilson-A.Jardine) 2:43 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1970/1/5 『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』('93)で初めて発表された曲の新ミックス。
ミックス自体に大きな違いはないが、新ミックスはフェイド・アウトが17〜8秒遅くなっている。 |
|
4-20. Walkin' [2019 mix] (B.Wilson-A.Jardine) 2:44 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1968/6/19 ボーカル録音:1969/10月 配信アルバム 『1968 - I Can Hear
Music』('18)で初めて発表された曲の新ミックス。 ミックス自体に大きな違いはないが、新ミックスには冒頭のカウントとイントロの話し声が加わっている。 |
|
4-21. When Girls Get Together [2020 mix?] (B.Wilson-M.Love) 3:45 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:マイク&ブライアン プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1969/11/4
アルバム 『キーピン・ザ・サマー・アライヴ』('80)に収録された曲の新ミックス。
旧ミックスよりボーカルがクリアになっており、フェイド・アウトが10数秒遅くなっている。 今回、5CD/2CDにミックスA、4LPにミックスBが収録されているが、違いは低音パートを吹いている
トロンボーンの位置(ぐらいしか私にはわからない)で、ミックスAは右寄りの中央、ミックスBは完全に右、旧ミックスは左寄りの中央。
※5CD/2CDはミックスA(2020年?)で、4LPはミックスB(2019年?)。違いは低音パートを吹いているトロンボーンの位置。 パッケージ版の曲目リストでは、5CDが「2020
mix」、2CD/4LPが「2019
mix」になっている。 配信版は5CD版、2CD版ともミックスAで収録されているが、曲目リストの表記は「2019ミックス」になっている。 ということで、表記があまりにもバラバラなので、どちらが「2020
mix」でどちらが「2019
mix」なのかはっきりわからない。
ディスク3-17 [Track] 5CDのみ収録 |
|
4-22. Baby Baby (D.Wilson-Daryl
Dragon) 3:13 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス 録音:1971 初登場の未発表曲。デニスがダリル・ドラゴン(後のキャプテン&テニールのキャプテン)と共作した曲で、デニスのソロ・アルバム用に録られたもの。 |
|
4-23. Awake (Floyd
Tucker) 3:44 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン 録音:1971/10月ごろ 初登場の未発表曲(曲自体は後にリリースされる)。ブライアンのボーカルとピアノ伴奏のみによるデモ。
他にスライド・ギターの伴奏のものとブライアンのアカペラのみの2種のデモも録られたらしい。 ブライアンの妻マリリンと姉のダイアンのデュオ、スプリングのバージョンが1972年の同名タイトルのアルバムに収録されている。
※2CD/4LPは冒頭のスタジオの会話をカットしているので25秒ほど短い。 |
|
4-24. It's A New Day (D.Wilson-Daryl Dragon-Stanley
Shapiro) 2:20 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:ブロンディ・チャップリン プロデュース:デニス 録音:1971/7/8 初登場の未発表曲。ディスク4-22「Baby
Baby」と同様、デニスとダリル・ドラゴンの共作曲。 リード・ボーカルはアルバム 『ソー・タフ』('72)『オランダ』('73)期のビーチ・ボーイズの正式メンバーとなるブロンディ・チャップリン。 |
【Disc 5】 ボーナス・ディスク |
5-1. This Whole World [alternate ending] 1:41 5CD/2CD/4LPに収録 |
アラン・ボイド(このセットのプロデューサーの1人)によれば「1970年にイースタン航空のCMのために製作されたバージョン」とのことで、『サンフラワー』('70)収録バージョンとはカールのリード・ボーカルが別テイクで、
「When girls get mad at
boys…」の部分はカールではなくブライアンが歌っており(2013年の6枚組 『カリフォルニアの夢』 ディスク6収録のアカペラ・ミックスもそうだった)、
エンディングがフェイド・アウトではなくきちんと終了するようなコーラス・アレンジになっている。
このCMはスタジオで演奏するビーチ・ボーイズの姿を捉えたもので、ほんの数秒が
YouTube
で見られる。 |
|
5-2. Add Some Music To Your Day [alternate
version] 3:27 5CD/4LPに収録 |
完成版でボーカルを差し替える前のバージョン。 歌詞が異なり、コーラスのみの部分にも歌詞があり、各メンバーが担当する部分の区分けも細かい。 エンディングは「Add
some music / To your day」のボーカルがなく、演奏とバック・コーラスのみになる。 |
|
5-3. Don't Go Near The Water [alternate
version] 2:42 5CDのみ収録 |
前半部分のリード・ボーカルが別テイクで、中間部にリード・ボーカルがなく、エンディングがコーラスではなくバンジョーとピアノとハーモニカの演奏のみで終わる。 |
|
5-4. Surf's Up Part 1 [1971 remake track with 1966 Brian
vocal] 1:41 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン&カール バッキング・トラック録音:1971/6/18 ディスク4-10「Surf's
Up [2019
mix]」でも使われている1966年のブライアンによるデモ音源に合わせてバッキング・トラックを新たに録音したもの。冒頭から「Brother
John?」までの第1パートの部分。 「Surf's
Up」を完成させるために最初に試みられた録音だと思われる。
結局この方法はボツになり、バッキング・トラックは1967年に録られたものを流用し、ブライアンがどうしても歌いたがらなかったためカールが
リード・ボーカルを追加録音することになった。 |
|
5-5. Soulful Old Man Sunshine [2019 mix] (B.Wilson-Rick Henn-Don
Ralke) 3:14 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:カール プロデュース:リック・ヘン&ブライアン ベーシック・トラック録音:1969/8/29 『エンドレス・ハーモニー』('98)で初登場し、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク3にも収録された曲の新ミックス。 イントロのアカペラ・コーラス部分が別テイク(旧ミックスよりあっさり歌っている)で、
エンディングのカールのスキャットも旧ミックスとは異なる。
バックのコーラスも足したり引いたりで結構違っており、エンディングはコーラスなしになっている。 また、旧ミックスは部分部分で疑似ステレオのような感じになっていたが、
新ミックスは全編すっきりとしたステレオになっており、ピッチも少し速くなっている。
※2CD/4LPはフェイド・アウトが早く、10数秒短い。 |
|
5-6. I'm Goin' Your Way [alternate mix] (D.Wilson) 2:24 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1969/7/8 配信EP 『I'm
Goin' Your
Way』('19)で発表された曲の別ミックス。デニスのボーカルが別テイク。 バッキング・トラックは同じようだが、新ミックスは少しピッチが速く、音の厚みを足さないシンプルなミックスになっている。
旧ミックスの方がフェイド・アウトが遅い。
※2CD/4LPは冒頭のスタジオの会話をカットしているので10数秒短い。 |
|
5-7. Where Is She [2019 mix] (B.Wilson) 2:22 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン 録音:1969/11月ごろ 6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク6に収録された未発表曲の新ミックス。
旧ミックスは始まる前に20秒ほどピアノの試し演奏が加えられており、全体に深いエコーがかけられていたが、新ミックスはエコー抑えめで、エレキ・ギターの配置位置も変っている。
また、中央にまとめられていたダブル・トラックのリード・ボーカルが左右に振り分けられ、1分57秒あたりに旧ミックスではカットされていたコーラスが付いている。
2021年11月17日追記 ※5CD/2CD/4LPとも「2019
mix」表記だが、4LPのみミックスが異なる。 4LPは1分40秒あたりからの「Maybe she's on her way
home…」で始まる裏声のパートにバック・コーラスがなく、最初のメロディに戻る直前に息継ぎの音が入るが、5CD/2CDにはバック・コーラスがあり、息継ぎの音はない。 |
|
5-8. Carnival (Over The Waves / Sobra Las Olas) [2019
mix] (Juventino
Rosas) 1:34 5CDのみ収録 |
プロデュース:ブライアン ベーシック・トラック録音:1970/1/5 メキシコの作曲家フベンティーノ・ローサスが1884年に出版したワルツ「波濤を越えて」のカバー。
配信EP 『I'm Goin' Your
Way』('19)に収録されていたが、そちらには頭にカウントがあり、2分30秒ぐらいまで続いて演奏が終わるところまで聴けたのに対して、こちらはカウントがカットされ、始まって1分30秒ぐらいでフェイド・アウトして終わる。 |
|
5-9. It's Natural (David
Sandler) 2:35 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:ブライアン&デヴィッド・サンドラー 録音:1971/春 初登場の未発表曲。スプリングのアルバムでブライアンと共に作曲やプロデュースを担当したデヴィッド・サンドラーの作品。 |
|
5-10. Medley : All Of My Love / Ecology (D.Wilson-Daryl
Dragon) 5:05 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス 録音:1971 初登場の未発表曲。デニスとダリル・ドラゴンの共作曲。いくつかの短いメロディーをつないだ組曲風の作品。
デニスのソロ・アルバム用に録られた曲のひとつ。
※2CD/4LPは5CDの冒頭に付いている録音中の音がカットされ、中間部の「run
run, river run」のパートが25秒ほど短くされている。 |
|
5-11. Before (D.Wilson-Daryl
Dragon) 2:25 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス 録音:1971 初登場の未発表曲。デニスとダリル・ドラゴンの共作曲。未完成のまま残されたようで、歌は一部分しか入っていない。
デニスのソロ・アルバム用に録られた曲のひとつ。 |
|
5-12. Behold The Night (D.Wilson-Daryl
Dragon) 2:26 5CD/2CD/4LPに収録(※) |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1971/7/7 初登場の未発表曲。デニスとダリル・ドラゴンの共作曲。
デニスのソロ・アルバム用に録られた曲のひとつ。
※5CDでは最後の音が鳴り終わった後の余韻と「ガタッ」という音が聴こえるが、2CD/4LPはこの部分をカットしているので3秒くらい短い。 |
|
5-13. Old Movie (Cuddle Up) (D.Wilson-Daryl Dragon) 3:37 5CDのみ収録 |
プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1971/3/15 アルバム 『ソー・タフ』('72)に収録された「Cuddle
Up」の初期テイク。演奏とコーラスのみでリード・ボーカルは入っていない。 デニスとダリル・ドラゴンの共作曲で、デニスのソロ・アルバム用に録られた曲のひとつ。 |
|
5-14. Hawaiian Dream (D.Wilson-Daryl Dragon) 4:33 5CDのみ収録 |
プロデュース:デニス 録音:1971 初登場の未発表曲。デニスとダリル・ドラゴンの共作曲。演奏のみ。デニスがよく作るタイプの雄大な曲調のナンバー。
デニスのソロ・アルバム用に録られた曲のひとつ。 |
|
5-15. Settle Down / Sound Of Free [basic session
outtake] (D.Wilson-Mike
Love) 2:17 5CDのみ収録 |
プロデュース:デニス 録音:1971/11月ごろ ディスク2-22「Sound Of
Free」のベーシック・トラック(「Settle
Down、テイク1」とコールされている)。 ソロ・アルバム用に再録音されたものか。 |
|
5-16. I've Got A Friend (D.Wilson) 2:26 5CDのみ収録 |
プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1971/秋 初登場の未発表曲。デニスのソロ・アルバム用に録られた曲のひとつ。
レコードでのリリースはなかったが、当時のライブでは歌入りで演奏されていた。YouTube
|
|
5-17. 'Til I Die [piano demo] 1:55 5CD/4LPに収録 |
プロデュース:ブライアン 録音:1969/11月初旬 ピアノ演奏のみによるデモ。 |
|
5-18. Back Home [demo] (B.Wilson-A.Jardine-Bob Norberg) 2:20 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:アル&ブライアン プロデュース:ブライアン&アル 「Back
Home」はアルバム 『15ビッグ・ワンズ』('76)収録曲だが、リリースされた形になるまでに何度かレコーディングされており、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)に1963年6月14日録音バージョンと1970年録音バージョンが収録されていた。
これはピアノ伴奏によるデモで、1970年録音バージョンと同じメロディで歌われている。
ディスク1-17 [Live
1976] 5CDのみ収録 |
|
5-19. Back Home [alternate version] 2:34 5CD/2CD/4LPに収録 |
リード・ボーカル:マイク プロデュース:アル ベーシック・トラック録音:1969/12/24 上記 『カリフォルニアの夢』 の1970年録音バージョンと同じオケだがボーカルが異なり、歌い始めからの部分が 『15ビッグ・ワンズ』 バージョンにより近いメロディで歌われている。
1分45秒あたりからのエンディングのコーラス部分は 『カリフォルニアの夢』 バージョンと同じ録音だが、『カリフォルニアの夢』 バージョンは繰り返しの3回目の途中でアカペラになり、
4回目でフェイド・アウトするのに対して、こちらは3回目でアカペラになり、4回目で伴奏が戻って6回目の途中でフェイド・アウトする。 |
|
5-20. Won't You Tell Me [demo] (Murry Wilson-B.Wilson) 2:01 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:ブライアン プロデュース:ブライアン 録音:1971/春 初登場の未発表曲(曲自体は後にリリースされる)。ブライアンの父マリーがビーチ・ボーイズに歌わせようと作った曲。
マリーも参加したレコーディング時にブライアンがオルガンを弾きながら歌ったもの。 |
|
5-21. Won't You Tell Me [2019 mix] 2:54 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:ブライアン&カール プロデュース:マリー・ウィルソン&リック・ヘン ベーシック・トラック録音:1971/6/29 この曲はザ・サンレイズ
(マリーがビーチ・ボーイズから追い出された後に作ったグループ)が1971年に録音したものがコンピレーション盤 『Vintage
Rays』('96)に収録されていた(デニスがピアノなどで参加しているらしい)が、そのオケとコーラスを流用してブライアンとカールがボーカルを重ねたもの。
サンレイズ版より若干フェイド・アウトが遅い。 |
|
5-22. Barbara [2020 mix] (D.Wilson-Daryl Dragon) 2:59 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:デニス プロデュース:デニス 録音:1971/秋 『エンドレス・ハーモニー』('98)で初登場したデニスの未発表曲の新ミックス。
旧ミックスでは間奏後のスキャットの音量を下げてエコーをかけ、遠くの方で歌っているような効果を出していたが、新ミックスは何もされていない。 |
|
5-23. Slip On Through [early version
track] 2:48 5CDのみ収録 |
プロデュース:デニス ベーシック・トラック録音:1969/7/8 配信EP 『I'm
Goin' Your
Way』('19)で発表された初期インスト・テイクの別ミックス。 EP版の方は冒頭に「サード・ジェネレーション、テイク3」のコールが入り、2分13秒あたりからのエンディングの繰り返しは8回目で終わり、
最後はブツ切れになる(配信の際のミス?)が、こちらは冒頭のコールがなく、エンディングの繰り返しが短くされて4回目で終わり、演奏が終わるまできっちり聴ける。
また、中央にあったエレキ・ギターが左へ移動している。 |
|
5-24. Susie Cincinnati [basic session
highlights] 3:05 5CDのみ収録 |
ディスク1-24に収録されている曲のベーシック・トラック。冒頭1分ほどはセッション音源のハイライト。 |
|
5-25. My Solution [track & backing
vocals] 3:42 5CDのみ収録 |
ディスク2-20に収録されている曲の演奏とバック・ボーカルのみ。 パッケージには時間が「3:04」と記載されているが間違い。 |
|
5-26. You Never Give Me Your Money (John Lennon-Paul McCartney) 0:40 5CDのみ収録 |
プロデュース:ビーチ・ボーイズ 録音:1970/1/7 初登場の未発表カバー。ビートルズの曲。 と言ってもレコーディング中にキーボードでなんとなく弾いただけのようなインストの断片。 |
|
5-27. Medley: Happy Birthday, Brian / God Only
Knows 2:47 5CDのみ収録 |
リード・ボーカル:ブルース プロデュース:ビーチ・ボーイズ 録音:1971/6/20 初登場の未発表音源。ブライアンの29歳の誕生日に自宅スタジオで行われたパーティの模様を録音したもの。
皆で「ハッピー・バースデイ」を歌った後、ブルースが「God Only
Knows」をコミカルに歌い、29枚のレコードがプレゼントされ、マネージャーのジャック・ライリーに「気分はどう?」と聞かれたブライアンは「腹が減った」と答えている。 |
|
5-28. You Need A Mess Of Help To Stand Alone [track
& backing vocals] (B.Wilson-Jack
Rieley) 3:32 5CD/2CDに収録(※) 2021ミックス |
プロデュース:カール 録音:1971/12月ごろ アルバム 『ソー・タフ』('73)収録曲の演奏とバック・ボーカルのみ。
オリジナルのアルバム・バージョンより、3枚組 『サウンズ・オブ・サマー』('22)ディスク2に収録された2022年ミックスのリード・ボーカル抜きという方が近い。 ピアノ、エレキギター、ドラムがメインのミックスになっており、バンジョーやエレキ・バイオリンの音がほとんど聴こえなくなっている。 エンディングで演奏の音のみフェイド・アウトしてアカペラになって終わる。
※2CDはフェイド・アウトが早く、10数秒短いので、マイクがふざけておかしな歌詞を歌う部分が聴けない。
『セイル・オン・セイラー 1972』('22)にも同じミックスが収録されているが、そちらはエンディングでアカペラにならず、最後まで演奏が消えない。 |
|
5-29. Marcella [a cappella] (B.Wilson-Jack Rieley) 3:27 5CDのみ収録 2021ミックス |
リード・ボーカル:カール プロデュース:カール 録音:1971/12月ごろ アルバム 『ソー・タフ』('72)収録曲のボーカルのみ。
完成版ではカットされたカールの「アーオゥー!」というシャウトが冒頭で聴ける。
『セイル・オン・セイラー 1972』('22)には新ミックスを収録。
・冒頭の息の音などのノイズを消去 ・ボーカルが休んでいる部分のガイドとして小さく入っている演奏が、2021年版はほぼエレキ・ギター1本だけだったが、完成版に近いような形に直されている ・エンディングのコーラスが折り重なる部分にブライアンのボーカルが追加された(右チャンネル) ・エンディングのフェイド・アウトが15秒ほど長くなった |