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 ビーチ・ボーイズ 
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 編集盤詳細
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 ソロ作品 
 ブライアン1  ブライアン2  ブライアン3  ブライアン参加1  ブライアン参加2  ブライアン参加3 
 ブライアン映像  デニス  カール  マイク  アル  ブルース  

 新商品情報 

 更新履歴 

レアリティーズ&ビーチ・ボーイズ・メドレー ('83/'81)
Rarities & Beach Boys Medley


 

97年日本盤(TOCP-3329)  91年日本盤(TOCP-6604)



太字はこのCDでしか聴けない曲・バージョン

レアリティーズ ('83)
1. With A Little Help From My Friends  モノラル
ビートルズのカバー。未発表。1967年9月23日録音。
「このリード・ボーカルは一体誰だ?」と思ったらブルースだった(スピードを上げて再生すると確かにブルースの声になる)。バッキング・トラックのテープ・スピードを上げてブルースのリード・ボーカルを録音して、通常の速さに戻したというところでしょう。
『1967 - サンシャイン・トゥモロウ』('17)ディスク2にこれと同じモノラル・ミックスと初登場のステレオ・ミックスが収録されているが、少しスピードが上げられている(それでもブルースの声はノーマル・スピードより遅い)。
『1967 - Sunshine Tomorrow 2』('17)にはバッキング・トラックとバック・コーラスのみのバージョンが収録されている。
2. The Letter  モノラル
ボックス・トップスのカバー。未発表。
1967年9月11日に録音されたもので、この日はハワイで録られたライブをアルバム化するために追加録音が行われていた。
『1967 - サンシャイン・トゥモロウ』('17)ディスク2に同じものが収録されているが、エンディングはフェイド・アウトではなく演奏を最後まで聴ける。
この時の音源についてはライブのページで。
3. I Was Made To Love Her  モノラル
アルバム 『ワイルド・ハニー』 収録曲のアカペラ・パート入りバージョン。アカペラ・パートは最終的に外された。
『1967 - サンシャイン・トゥモロウ』('17)ディスク1にも収録。
4. You're Welcome  モノラル
シングル「Heroes And Villains」のB面曲。
5. The Lord's Prayer  モノラル
シングル「Little Saint Nick」のB面曲。
『クリスマス・アルバム(旧版)』 と 『ホーソーン、カリフォルニア』(および 『USシングル・コレクション』)にステレオ・ミックスを収録(どちらもミックスが微妙に違うようだ)。
6. Bluebirds Over The Mountain  ステレオ
アルバム 『20/20』 収録曲の別ミックスで、左チャンネルにモノラル・ミックスが配置され、右チャンネルにはアルバム・バージョンにないギターやパーカッションが非常に大きな音で配置された不自然なステレオになっている。
また、左チャンネルのモノラル・ミックスもアルバム・バージョンでは聴こえないキーボードがはっきりと聴こえ(特に最後の「♪Bluebirds over the mountain〜」の部分)、中間部の「♪Well I'm in pain can't you see」の後の「ワ〜ウ!」というシャウトがない(その代わり右チャンネルに別のシャウトが入っている)。
『ザ・ビーチ・ボーイズ・ボックス(The Capitol Years)』('80)にはこれのモノラル・ミックスが収録されているが、イントロで音がよれるなど音質が悪い。1998年の 『The Dutch Singles Collection』(←アマゾン)にはこれより音質の良いものが収録されているが、盤起こしのような音で、エンディングのフェイド・アウトが若干早い
『The Greatest Hits Volume 2 - 20 More Good Vibrations』('99)に収録されているモノラル・シングル・ミックスはパーカッションとキーボードがミックスされているが、音量は不自然ではない。
7. Celebrate The News  ステレオ
シングル「Break Away」のB面曲。
8. Good Vibrations  モノラル
別ミックス。部分的にしかボーカルが入っていないが、完成テイクに近い演奏も使われている。
2006年発売の「Good Vibrations」の40周年記念CDシングルにも収録された。
『スマイル・コレクターズ・ボックス』('11)ディスク5に収録の「Good Vibrations: Alternate Edit」は、この別ミックスのボーカルのない部分に別のテイクのブライアンのボーカルをはめ込んだ新編集バージョン。
9. Land Ahoy  ステレオ
未発表。
冒頭で聴けるブライアンのカウントをカットしたものが 『サーフィン・サファリ』 のボーナス・トラックとして収録された。
10. In My Room  モノラル
ドイツ語バージョン。
『サーファー・ガール』 のボーナス・トラックにステレオ・ミックスを収録。
11. Cotton Fields  モノラル
アルバム 『20/20』 収録曲のシングル・バージョン。『ザ・ビーチ・ボーイズ・ボックス』('80)にも収録。リマスター版が 『The Greatest Hits Volume 2 - 20 More Good Vibrations』('99)に収録された。
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』('93)に収録されたものはイントロの音が少し欠けており、その後この欠落イントロ・バージョンがいくつかの編集盤にも収録されている。
『ホーソーン、カリフォルニア』('01)に初のステレオ・ミックス、『フィール・フロウズ』('21)に新ステレオ・ミックスを収録。
12. All I Want To To Do  ステレオ
1968年12月1日のロンドンでのライブ。途中でフェイド・アウトして終わってしまうが、6枚組 『カリフォルニアの夢』('13)ディスク5には最後まで聴けるものが収録されている。
『On Tour :1968』('18)にこの日の2回のショーの全演奏曲が収録されている。
13. Auld Lang Syne  モノラル
アルバム 『クリスマス・アルバム』 収録曲のデニスの語りがないバージョン。
『ザ・ビーチ・ボーイズ・ボックス』 『クリスマス・アルバム(旧版)』 にも収録。
『クリスマス・アルバム(完全版)』 にはステレオ・ミックスを収録。
ビーチ・ボーイズ・メドレー ('81) すべて疑似ステレオ
14. Up Tempo Version
Good Vibration / Help Me, Rhonda / I Get Around / Little Deuce Coupe / Little Honda / Hawaii / 409 / Noble Surfer / Dance, Dance, Dance / Shut Down / Surfin' Safari / Barbara Ann / Surfin' U.S.A. / Fun, Fun, Fun
15. Ballad Version
Surfer Girl / Girls On The Beach / Ballad Of Ole' Betsy / We'll Run Away / Caroline No / Surfer Moon / In My Room
日本では1993年に下の「Single Version」とのカップリングで2曲入り8cmCDシングルが出ていた。
アマゾン 『ビーチ・ボーイズ・メドレー』(TODP-2413)
16. Single Version 14の短縮版
Good Vibration / Help Me, Rhonda / I Get Around / Shut Down / Surfin' Safari / Barbara Ann / Surfin' U.S.A. / Fun, Fun, Fun
アメリカでは2003年に出たCDシングル 『Sounds Of Summer Singles』 でこのバージョンのみCD化されている。
アマゾン 『Sounds Of Summer Singles』



『レアティーズ』 は1983年に出たレア・トラック集。メンバーの承認を得ていなかったようで、すぐに発売中止になったらしい。
ステレオ/モノや微妙な違いを除くと、今となってはここでしか聴けない音源はなくなった。

当時はレア・トラックを聴くほどビーチ・ボーイズにとりつかれていなかったので(金もなかったし)買わなかった。ジャケットのあまりの野暮ったさに苦笑したのも今は昔だ。

『ビーチ・ボーイズ・メドレー』 はメドレーが流行った頃の1981年に12インチ・シングルと7インチ・シングルで出たもので、ビーチ・ボーイズの曲をテープ編集でメドレーにしたもの。

なかなかうまく編集されていて、当時ラジオで流れたのを録ったテープ(これを「エアチェック」というのだ、若人よ)を繰り返し聴いていた。

でもま、2イン1で一緒に入ってなけりゃ、わざわざ買おうとは思わないけど。

この2つの珍盤は、1991年に日本のみでCD化され、1997年には再発もされている。日本はまた権利関係の扱いが異なるのだろう。


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